/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
三国とも仲が悪いです。
みんなやばい奴。
〜日本side〜
「部屋を見て回りましたが1週間分の食料と水。キッチンには包丁やフライパンなどの調理器具。あとはトイレやシャワー、ベットなど1週間暮らせる程の必要最低限の物しかありませんでした。」
「そうか…とりあえず扉はどれだけ殴ってもびくともしなかった。」
「中国の殴る勢いがやばすぎて普通に怖かった。」
「音やばかったですもんね。殴った手の方が心配です。」
「それに関しては全く問題ない。我は強いからな。」
「そうですか…」
「てかマジで条件とか何なんだよ〜…日本、本当に他に何もなかったの？」
「私が見た限りは。とりあえずしばらく出られなさそうですし、見てみます？」
「そうするか。」
良かった。大丈夫。
私は作った笑顔は誰よりも得意なんだ。
私は嘘も上手いんだ。悟られぬよう冷静にいけ。
「…本当に条件が書いてある物何もないじゃん…」
「犯人のミスか知らんがこれじゃ出られんぞ。」
「どうしましょう…実はソファやベットの綿の中とかだったら…」
「うっっっわそれだったらほんとに最悪なんだけど。」
「と言うか、今って朝の8時なんだな。」
「ほんとじゃん！あれ、今日ってG20の会議無かった？」
「「………」」
「やばい！！！！会議10時から始まるんだが！？！？！？」
「どうしよう！僕が築き上げてきた信頼が無駄になっちゃうじゃん！！」
「ワーストコリアに信頼も何もあるわけないだろ！！」
「はぁ！？それを言うならコミーチャイナだって信頼の”し”の字も無いんだけど！？」
「まぁまぁ落ち着いて…」
「日本は黙ってろ！！」「日本は黙ってて！！」
うわ〜私はともかく中国と韓国が信頼されてるわけないでしょ…
醜い争いだな…てか正直殺さないと出られないだろうから、今日中にここから出るとか不可能なんだよな…
哀れ哀れ。
「ってか普段日本会議の事になると死ぬ程焦るのに何で今日冷静なんだ？」
「いやだって考えても見てください。ここが何処か分からない以上、10時前に出られた所で会議室に着く前に終わってしまうと思うんです。それに流石にアジア三国が揃って遅刻なんてなったら何かあったと考えるでしょう？」
「確かに…じゃあいっか！」
…冷静すぎるのもおかしいか。
時々は焦った素振りを見せないと何か疑われてしまいそうだな。
「どうします？もう出来る事終わってしまいましたが。」
「そうだな…とりあえず腹が空いた。」
「僕もお腹空いた〜日本作って〜」
「別に良いですが、何故私が…」
「だって日本料理美味しいし、率先して雑用やってくれるでしょ？？」
「いやいや！！お二人共同じぐらい美味しいでしょう。雑用係にしたいんだったら却下です。みんなで作りますよ💢」
「えーめんどくさ」
「そうだそうだー、日本が作れ。そもそも何故我がお前ら小国と一緒に飯を作らなきゃ行けないんだ。」
「はぁ〜！？！？日本はともかく僕は大国でしょ〜！？！？いつからそんなに目が節穴になったの？？物事をまともに判断出来ないとか可哀想〜！！！！！」
「あぁ！？我にしたら２つとも小国なんだが！？お前こそ言うようになったなぁ？！」
あー、また始まった。
毎度毎度喧嘩ばかりして飽きないのかな…
仲裁するこっちの身にもなって欲しいんだけど…
「分かりました分かりました！！私が作ってくるので待っててください。」
「最初からそう言えば良いんだよ。出来たら呼べ。」
何このデカい態度〜〜〜呼べじゃ無くて「呼んでください」だろこのクソコミーが。
「日本。僕も一緒に作る。」
「…ありがとうございます。」
流石にこの気まずさで中国と一緒に居るのは嫌か…
まぁ部屋は一緒だから何があっても一緒に居なくちゃいけないんだけど。
「では何を作りましょうか…何か食べたい物でもありますか？」
「うーーん、じゃあビビンバ食べたいかな…」
「朝食にそれは重すぎませんか…？まあ良いです。ビビンバって韓国の郷土料理でしたっけ？」
「そうそう、めちゃくちゃ美味いんだよ。流石僕の国発祥。」
「流石です。韓国料理って美味しい物多いですよね。」
「それを言ったら和食もめちゃくちゃ美味しくない？」
「おや？素直に誉めて貰えるとは。明日は槍でも降りますかね？」
「もう槍が降るよりも遥かに異常な事が起こってるでしょ。これ以上は勘弁かな。」
「私もそう思います。」
その後もたわいもない会話をしながら料理を作っていく。
やはり多少気が合う所もあり思っていた以上に楽しめた。
料理が完成する頃には中国もすっかり機嫌が治った様で、料理を見に来た。
共に机に料理を並べる。死ぬ程仲の悪い三国でだ。
なんか変な感じするな…
「いただきます。」
「잘 먹겠습니다」
「那个看起来很好吃。我们快点吃饭吧」
共に朝食を頬張る。
普段もこれぐらい平和でいれたら良いんだけど。
2人とも基本いつも喧嘩口調で来るからな…
中国はたまに会ってすぐ殴りかかってきたりするし。
拳が私に当たったこと無いけど。
まぁいっか。今更馴れ合った所で仕方がない。
結局1週間以内に2人とも死ぬ運命を辿るのだから。
コメント
7件
いただいます。きがいになってますよ！
いただきますだけ韓国語と中国語…
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ