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〜日本side〜
それから時間が経ち11時を過ぎた頃、中国がいきなり叫んだ。
「うがあぁぁぁぁぁ!!!」
「何でこんな所で一日中閉じ込められないと行けないんだよ!!」
「しかもお前らと!!」
「うるさ…それ言うの何度目?流石の僕でも呆れるよ…」
「はーー!韓国はいいよな!!何も考えてないんだから!!」
「あ!?何も考えてないのは君でしょ!?そもそも_____」
いやもう本当に何度目ですか…
犬猿の仲と言うか、似たもの同士というか…
よく1日で4度も喧嘩出来ますねこの人たちは…
まぁやることが話すくらいしか無いから、この2人が揃うとこうなるのも無理ないか。
「もう今日は早めに寝ませんか?これ以上話してても体力使うだけでしょうし。」
「さんせー。もう僕疲れた。」
「お前が疲れてるのはお前のせいだろまるで我が悪いみたいに言って…」
「まぁいい。我も寝る。」
「では電気消しますね。」
「はーい」
よし。ここからは私のターンだ。
以前も言ったように2人は軍事力3位と5位。
それに比べ私は7位。
私の国では軍制度が禁止されているから仕方ないが、正直無策でどちらかを殺れるとは思えない。
だから私は2人が寝ている時間に作戦を立てることにした。
今こうやって寝ている間に片方を襲っても、気配で両方にバレそうだ。
そうなれば2人共敵になりゲームオーバー。
だが片方だけを安全に殺すにはどうにか工夫する必要がある。
ベットは並べて3つ置いてあり、左から、私 中国 韓国の順番で寝ている。
韓国は壁際で中国を無視して襲うことは不可能に近いだろう。
中国は私たち2人と軍事力が離れ過ぎていて不意をついても厳しい。
中国を別の場所に退かして、韓国を襲うくらいしか無いだろうな。
そうなるとどっちかを縛れる物が欲しいが…
思考を巡らせている間にある事に気づく。
「これではまるで私が率先して人を殺そうとしている見たいではないか…?」
殺したく無い。私は悪くない。
そう言っているのにも関わらず、私はもう既に覚悟を決めて行動をしている。
本当に殺す事が嫌なのであれば、中韓に相談するか、他の脱出法を探すか、自決を選ぶだろう。
それどころか私は殺そうとしている事による罪悪感を一切感じていない。
「………」
なんだかこれ以上考えると心がおかしくなってしまいそうで、逃げるように私は一旦眠りについた。
〜韓国side〜
これではまるで私が率先して人を殺そうとしている見たいではないか…?
………確かに日本はそう言ったよね。
今日の日本の様子はおかしかった。
いいや、朝、この部屋を調べ終わってからおかしくなった。
日本が調べた後に僕らが部屋を見た。
その時条件が書かれているような物は無かった筈。
そして日本のさっきの発言。
まるで殺さなければならないけど、殺したくない様な言い方だ。
この部屋にいるのは僕と中国と日本だけ。
つまり僕の命が狙われている可能性が高い。
全く、どうしようかな。
生憎僕は中国ほど強くない。
正面から日本とやり合ったら5分5分だろう。
………あ。いいこと思いついた。
多分、結局条件を知っているのは日本だけなんだよね?
だったらいくらでもやり用があるじゃーーん!
僕って天才かもー!!!
日本は騙されやすいし、中国は鈍感だからそもそも日本が条件を知っているであろう事に気づいて無さそうだよね!
僕は何をしても部屋から出る。
1週間以内に条件を満たせなければどうなるかも分かっていない。
明日にでも日本と話し合おう事にしよう!!
そう決めた僕は少しして意識を手放した。
コメント
9件
意識手放したら気絶状態やんって一瞬おもてしまったw
やっべ韓国かわよ...
あのTiktokやYouTubeなどをやっていますか?