テラーノベル
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彼奴のことが嫌いだった
憎くて、今すぐにでも殺してやりたい
1つ上の彼奴は 昔っから仲良くて兄弟みたいな関係性だった
大好きだったし、いつも遊んでたけど
束縛が酷かったんだ
だから、だから だから嫌だったんだ
最初はそれが普通だと思ってた
でも周りを見てみれば 俺らがおかしい
大好きだし大嫌いな相手
今殺してあげるね
sm 「俺、もう生きるの疲れた」
「一緒に死にたい」
kn 「…、どうしたの ?」
「何か嫌なことあった 、ッ?」
sm 「ずっと、っずっと嫌なことばっかりだった」
「きんときにも相談できなかった」
kn 「…そっか、ごめんね」
「気付いてあげられなくて、ッ」
「何で死ぬの? OD?飛び降り?それとも 刺殺したい?」
sm 「…、ODする」
やっぱり、心中を持ちかけるのは容易かった
何にでも着いてくる奴だから
あ ~ 、やっと解放されるよ
俺は10錠しか飲まないよ
別に死にたくないし、お前を殺したいだけだから
ODをしていた身からしてみれば10錠は少しくらっとするだけだった
きんときを家にあげた
kn 「後悔はないの?」
sm 「あぁ、」
「吐くならここにしてね、」
今後も住む場所を汚されたくないし
kn 「…w、ODなんてしたことないからな…、」
机に広がった大量の錠剤を一気に飲み込み続ける
kn 「きもちわる…、ッ…w」
sm 「眠ったら次は空の上だ」
「もう終わりだから」
俺は飲むふりをし続け、怪しまれないよう 少しは飲み込む
きんときは袋を寄せて 吐いていた
せっかく飲んだのに吐いたら意味が無いじゃないか
口をゆすいだきんときは 頭を抑えて目を固く瞑っていた
やっと死ぬか、 早く死んでくれ
kn 「…~ッスマイル、」
sm 「なんだ、」
kn 「このこと スマイルが殺したんじゃなくて 俺が自殺したってことにしてね…っ”」
「スマイルが心中ミスったって …ッ”~言っても、”いいけど…っ」
…なんだ、バレてたのか
まぁいい、どうせ死ぬんだから
それに 俺は殺人に囚われないってことか
好都合
sm 「…そうか、」
「それじゃ、 またいつか」
kn 「ごめんッ ね、スマイル…ッっ”“」
「愛してるよ」
俺も、なんて言えなかった
倒れ込んだ きんときを壁際に寄せ 片付けをしていた
ちゃんと全て捨てに行った
『きんときは死んだ、…
死んだ 死んだ 俺が殺したんだ
血色の無くなっていくきんときが眠っている
死んじゃった
俺、なんで殺したんだ?
憎かった、束縛が激しかった
そうだ、そうだ
俺…は、悪くない…から、
でも 今思い出すのは
一緒にゲームしたこと
2人でご飯を食べに行って、
きんときの家でお泊まり会したり
一緒に学校行ったり
俺の家で勉強とかしてたこと
きんときに対して どんな気持ちを抱いてた?
我儘、殺人犯、自己中、 そんなレッテルが貼られてたことに今気付いた』
あぁ、もう家に汚いものは1つしかない
包丁を手に取るため キッチンへと向かった
sm 「無い…、?」
包丁を無くすなんてことがあるのか、
まぁ、なんでもいい
何も無かった
どこにも、全部探し回った
分かってたんだから、そりゃ止めるか
きんときって最後まで面倒臭い奴
飛び降りか、
殺人犯、早く死なないと
地獄行きかぁ ~
開放された人生を歩むつもりだったのに 結局は自分も死ぬ
もう自分でもよく分かんねぇ
死んでも少しの間1番機能するのは耳だっけ、
sm 「きんとき、愛してるよ」
「地獄行ったあと また会ってもいい?」
口付けを交わし、部屋を出る
飛び降りしようとしたけど ~ 、…きんときの隣で死にたいや
近くの店で適当な紐を買って帰った
首吊り、
妄想で狂った2人、また会える?
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妄想性パーソナリティ障害
被害妄想やら なんやらが酷かったsmさん
knさんはその障害を背負っていることを知っていたから smさん自身が苦しまぬように 生活を管理していた
それがsmさんにとっては 全て束縛だった
心中を持ちかけた時に
あ、もう無理なんだ 殺されるんだ
とknさんは諦め、バレないように全ての自殺道具をsmさんの家から取り出した
被害妄想が狂わせることで 人間関係なんて上手くいくはずもない、
どんなに被害妄想で嫌われてもsmさんのことはずっと好きだったknさん
smさんは 何が現実で何が妄想だったのかも分からず 自分を縛り込んでいった
終わり
コメント
2件
knsmの死.ネタ大好きです🥰 自分が相手のためにと思ってやっていたことがsmさんには束縛にしか思わなかった、…knさんの隣で死に.たいって、少しは自我があったのかもしれない😢😢😢 だれもなにも悪くないのに切ない話すぎる(;_;)(;_;)(;_;)