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君 へ _
⚠️注意⚠️
iris様(主人公:黒様、桃様)
他メンバー多分出てきません
びーえるねたです(あ-るなし)
この物語は、 戦争を題材として扱っております。
(戦後 何故か街がしっかりあるけど許して)
閲覧は自己責任でお願いします。
この物語はフィクションです。本人様は一切関係ございません。 nmmnを知らない方は閲覧をお控えいただくか調べてから、閲覧いただくようお願いします。
地雷さんなど自衛お願いします🙇
短 い で す !
わんく
start
桃side
頭から離れない、血生臭い嫌なにおい、鈍い音。
きっと、俺は、あれを忘れることができない。
忘れては、いけない。
分かりきっていた。分かりきっていたことなのに。
どうして。
逃げたい。
そんな俺の思いとは反して、今日もまた日が昇る。
朝日の黄色が、目に入ってくる。俺には、眩しすぎる色だった。怠い体を起こし、部屋を後にする。今日は、朝食を食べる気も起こらなかった。
桃「いってきます。」
帰ってこない返事に、寂しさを感じながら、家を出る。もう、いない。
家族を思い出し、少し歩みが止まる。
俺は、少し急ぎ足で駅へ向かった。今日は、家を出るのがいつもより遅かったからだ。
駅へ着き、ベンチで一息つく。
〈まもなく、電車が到着いたします。……〉
案内を聞き流しながら、ゆっくり立ち上がる。
ふと、ある男性が目に入った。
長髪で、髪を括っている。先の方が黄色く染められていて、綺麗なグラデーションになっている。サングラスをかけていて…あと小さい。170cmあるかないかくらいじゃないか?中学生とかなのかな。
桃「きれい…」
小さく、呟いた。 なんとなく、彼が気になった。
ぼうっと電車を待っていると、彼の背中が強く押されるのが見えた。
黒「はっ、…?」
カタッ
桃「っちょ!」
助けるつもりなんて、さらさら無かった。でも、体が動いていた。
モブ「チッ…」(逃げる)
黒side
〈まもなく、電車が到着いたします。お待ちのお客様 は、黄色い線まで…〉
ドサッ
…は?自分でも、一瞬何が起きたんか分からんかった。
背中を、押されたらしい。
あぁ、俺死ぬんやなぁ。やっと、…やっと会いに行ける。
??「ちょっ!」
カタッ… ポスッ
黒「ぇ、」
モブ「チッ…」(逃)
黒「あ、りがとうございます、。 」
何だか居づらくて、その場を離れた。いや、離れようとした。
白杖が、無い。
落ちた?どこへ行った?無い、無いっ、。
怖い、怖い、…怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
助、けて
俺は、しばらくの間動けなくなっていた。
??「ぁ、の?」
??「大丈夫ですか?」
黒「ビクッ、…‥」
ただ身を震わすことしかできなかった。
??「…、見えない、んですか」
黒「ぇ、」
??「ごめんなさい、失礼でしたね。」
黒「ぁ、いや全然ッ、」
??「なにか、手伝いましょうか? 」
黒「ぁ…、駅員さんのとこまで、連れてってもらえます か、?白杖が、どこかに行ってしまって…、」
??「多分、“さっきの”ですかね、まぁいいや、。
じゃあッ…!」
スッ…
体が、浮いた?なんや、この体制…
お姫様抱っこ?!?!?!?!
黒「…//」
??「…?」
??「ほら、着きましたよ」
淡々と、状況などを語っていく、彼。あれ、?もしかして、さっき助けてくれたのって…、?まさか、…
黒「ありがとうございました…えっと‥、」
??「おっと、名乗ってませんでしたね。」
桃「桃、といいます。」
桃さん、…
また、あえたらいいなあ…
きっと彼はいつもこの時間に来るんだろう。
黒「んふっ…」
明日から、少しだけ早く起きることにした。
見えなくても、彼だけは輝いて“みえた”んだ。
綺麗な光に包まれて。
光に包まれ、彼自身は影に…黒くみえた、なんてことは気にしない、…ことにする。
次回…♥️25↑