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⚠️注意⚠️
この物語は、特定の国を批判する、戦争賛美などの意図はありません。
※イギリス主人公
※BL要素❌
※暴力あり
※愛が重い
※短い
これらがいい方は本編へ↓
鈍い音が地下室に鳴り響く。
何度も、何度も、何度も。
その音と共に、浅く息をする音もする。
アメリカ『…は、はッ、』
イギリス『…………。』
最高だ。
イギリスは、涙目のアメリカを見て思っていた。
そして、もう一度。
腕を振り上げた。
数時間が経ち、途中で気を失ったアメリカを抱え、寝室へと向かった。
アメリカ『……ん…ぅ…すぅ』
ベッドに下ろしたあと、可愛い寝息を立てている息子の頬を撫でながら、このなんとも言えない満足感を堪能していた。
腕をまくれば無数にあるアザ。
泣いた跡がある目の下。
そして頬には私のモノと見せつけるためにつけた傷。
これは全部、私が貴方に送った【愛】。
貴方はこの跡を上手いこと隠していますが……それも愛おしい。
誰も、この子に暴力は振るわない。
誰も、この子の怯える表情を見ることは無い。
だって、貴方は世界を代表する1つの大国ですから。
そんな大国に暴力を振るう奴が私以外にどこにいる?
いないでしょう?
もし貴方に恋人ができても、そんな事絶対にしないでしょう?
これこそ、親の特権。ずっとそばに居るからこそ、出来ること。
甘く喘いで情けない姿を他の国に見せても、その怯え顔、泣き顔、嫌がる仕草だけは 、
【誰にも】……見せないでくださいね。
イギリス『愛していますよ。』
親子として。
私の愛、伝わっていますよね?きっと。
ねぇ?アメリカ……。
終
追記 100いいねありがとうございます!