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2件
大好きです❤️
「死にたい…ッ、」
主人公:黄
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あとちょびっとで…っ、死ねるんです、ッ
その手を離してくれたら、ッ…
その手を離すだけで…っ、
「話して…ッ…くださぃ、っ…」
なんか…っ、言ってるみたいです、
でも、っ、聞こえないです笑
最後くらい、っ…涙しても、
許してッ…
死にたいけどッ…、
死にたくない…ッ…
消えたいけど、ッ…
誰かに大切にしてほしかったッ、
怖くないけど、ッ
ほんとは、とっても…怖いッ、
この手をはなさないでほしい…ッて
思ってる自分もいて、ッ
もうわかんないんです。
なに、
なんて言ってるの、ッ…
怖くて閉じていたまぶたを開く…ッ
「ぉ’’ぃ’’ッ…!大丈夫か、ッ…!!」
珍しいピンク色のかみのひと…ッ…と、
紫色の髪のひと、ッ…
社会人、かなぁ…ッ…
そう言っていると、
持ち上げられたみたいです。
頭がぐわんぐわんして…ッ…
気持ち悪い、ッ…
「大丈夫、?」
大丈夫ではない…ッ…
まず、喋れない…ッ
「とりま、手当てしてあげようぜ…ッ」
「それで大丈夫…ッ?」
コクッ
頷いた
歩道橋の上で…ッ
軽く手当てをしてもらった、ッ…
このときも、あのときも…ッ…
死にたいのに、ッ…
結局死ねないんです。笑
僕はどうしたらッ…生きていけますか…?
もう、ッ…限界なのに…ッ…
死ぬことができません…ッ、
なんて、
誰に話してるんでしょーね、笑
あなたたちは、僕に何するんですか…ッ?
もういっそのこと、殺してくださいよッ…
苦しいから…ッ…僕なりに頑張ったから、
もう…ッ、楽にさせてよ、ッ…
なんでみんなあと一歩のところで、
とめるの…ッ…?!
ねぇ…ッ、なんでよぉ、
なんでですかッ…、
でも、君達は…他の人とは違った
紫「俺たちの家くる…ッ…?」
桃「…、俺たちは何もしないッ…」
…ッ…久しぶりに、人の温かさに、
触れることができた、ッ…
だいたい、他の人は…ッ…
警察に突き出して終わりなのに…ッ、
紫「俺たちの家、ッ…おいで?」
手を差し伸べてくれた…ッ…
ッ…涙が、出てきて…ッ…
息をするのも精一杯…ッ、
その手を、しっかりと握った…
温かかった、ッ…
桃「後ろのるか…ッ…?」
紫「そーしよっか、!」
ピンク色のかみのひとの背中…ッ…
とても大きかった、
そしてなによりも
温かさがあった…ッ…
いつの間にか、寝ちゃったみたいです。
起きて目を開けると…ッ…
知らない子達が、三人がいた…ッ…
さっきの2人とは違う人たちッ…、
「ぇ、ぁ…ッ…はッ…はッ…ひゅッ…」
思わず過呼吸になる…ッ…
いつもこういう時は、
自分でなおせるのに…ッ…
「はッ…はぁっ、ひゅ、ッ…はぁっ」
僕の横にいた青髪の子が、
背中をさすってくれている…ッ…
赤「大丈夫…大丈夫だよ~、ッ…」
「はぁっ、ひゅ、ぁ、はッ…ッ…」
橙「赤にぃ…なんか、手伝うこと、ッ」
赤「ぁ、じゃぁ…昔俺が使ってた呼吸器」
橙「ぁ、持ってくる!」
「ひっ…はぁっ、はッ…」
赤「大丈夫だよ~、全員味方だよ、」
桃「ただいまぁ~!」
紫「ぁ、大丈夫…?」
橙「赤にぃ!はいッ…!」
赤「ぁりがとう!」
青「大丈夫、大丈夫…ゆっくり~、」
赤「ぁ、これ吸える…ッ…?」
すぅ~ッ…はぁ~、ッ…
やっと息が整った…ッ…
紫「ぁ、大丈夫かな…ッ?」
赤「ごめんね、怖かったよね…ッ…」
ッ…全てが怖い、
信じて付いてきたけど…ッ…
怖かった、ッ
紫「ぁ、俺が紫、紫ーくんって、
呼ばれてるよ!」
赤「俺は赤、」
桃「俺が桃、」
青「僕青…!」
橙「俺が橙や!」
紫「誰が一番話しやすいとかある?」
一旦区切ります。
このお話長いです。
この前の「僕の生きてる意味は、ッ?」の
後編は、できれば明日だします…
あと、おしらせです。
多分冬休み毎日投稿します。
多分です。