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2年くらい前に見たあの水色髪の子が忘れられなかった。

多分…一目惚れ?

あれから、父様に言って探してもらった。


そして2年経った今、その子がいる場所がわかったんだ。

驚いたことにその子は奴隷だったんだ。

そして、探してもらうついでにその子の情報も調査してもらった。

女の子だと思ったら男だった。これは結構驚いた。


彼は、魔法の元が見えるらしい。これは俺しか知らない情報。

知ってる家来には記憶を消す魔法をかけた。


来週奴隷商に行ってあの子を買う。

楽しみだな。



____________________________



昔は皆に期待された。何でもできるからって。

でも、それはあいつが生まれてからなくなった。


あいつは、そこにいるだけで人を寄せ付ける。魔法の才能もあった。

俺は…頑張って頑張って、父上、母上に認めてもらえるようにするためにたくさん努力したのに…

俺にはあいつに無いものがあるのに…


皆変わりなく接してくれるけど、心の底では俺に期待をしていない。

俺は人の心が読めるからとっくに分かりきっている。


だから、唯一心を許せるものを造った。赤い髪に、アメジスト色の瞳。

精霊を呼んで、動かせるようにしてもらった。


昔から精霊とは仲が良かった。物心ついたときから周りにいた。精霊は魔法について何でも教えてくれた。特に、魔法は自分たちが手を貸して使えているというのが印象に残っている。


彼を造る前は精霊たちだけが心を許せた。


もう、周りには期待しない。もう、俺は彼と精霊たちしか信じない。



____________________________



小さい頃から何かが見えていた。

キラキラしたものから黒い気持ち悪いものまで。


両親は俺が生まれたとき左右で目の色が違うことと髪が水色だったことで俺のことを気味悪がった。だから、奴隷商に売ったらしい。


今じゃ俺はここの目玉商品だと聞いた。正直どうでもいい。買うなら早く買ってほしい。

買ったとしても痛いのだけは嫌だ。ここで散々受けているから。



____________________________



目を覚ましたら目の前に彼がいた。銀色の髪で先端はピンク色。ピンクダイヤモンドのようなキラキラした瞳。彼は何も知らない俺に何でも教えてくれた。俺の仕事は、彼の近くにいるだけでいいらしい。


たまに泣いているところをみるから、そのときは話を聞いて抱きしめてあげる。そうしたらもっと泣いちゃうけど、焦らずに背中を撫でて泣くのが終わるまで続ける。

終わったら寝ちゃうから、彼の周りにいた精霊?たちと一緒に彼を寝かせてあげる。


俺はまだわかんないことがたくさんあるから、彼がいなくなってしまったら困る。

でも、彼の部屋からは出ることができない。

結界?が張られているし、彼の言うことに従うと言われたからだ。別に不満を感じたことは一度もないけど、彼を悲しませる原因を見つけて排除したい。それが俺にできる最大のお手伝いだ。



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雑談のとこのコメントありがとうございます!!

CP全部好きでなかなか決めらんなかったんですんごい助かりました

意外とfurmとsyukzが多かったね


この連載ちょっとやってみたいことがあるんで、毎日は投稿できないかもですね

(そもそもそっちが投稿頻度高いだけなの)

…( °- °)フイッ

(聞いてるの?)



「見えない」が見える少年

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