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一度日本くんを縛ってみたかったのですが、縛るシチュが思い浮かばなかったので貼り付けてみました。ついでに書き方も変えてみました。結構いい感じで満足しています。ガムテープは意外と適当なロープより拘束できます。
⚠️日本くんがかわいそうなので苦手な方は自衛お願い致します。
うさぎもちさんよりグリーンランド(ヤンデレ)×日本です。
うっすらと意識が浮上していく感覚がして、日本は自分が眠っていることに気が付いた。
残業中だったから起きたら身体の節々が痛むだろう。今日は残業仲間も帰ってしまって1人だったから誰かに寝顔を見られたなんてことは、……あぁ、そういえばグリーンランドさんが声をかけてくれたんだった。それで、眠気覚ましにと言ってコーヒーを淹れてくれて。あぁ、結局他人様の前で寝てるじゃないか。だらしない。
そこまでとろとろとまどろみながら考えて、ひとつ矛盾に気付く。
……コーヒーを飲んで寝た?
「おはよう。」
はっとして目を開けると、視界が不安定に揺れていた。
それが横抱きにされて運ばれているせいだということに気付き、とっさに身を捩ったせいで転げ落ちそうになった日本をグリーンランドはがっしりと腕で縛り上げた。
「ケガしちゃうかもよ。まだ寝ててよかったのに。」
事態を飲み込めず固まった日本にグリーンランドはおしゃべりしよう、と微笑みかけた。
「ベタかなって思ったけど……やっぱり日本くんは優しいね。ブラックコーヒーってね、味も香りもきついからさ……ああいうことするのにピッタリなんだよね。紅茶はダメだよ?色が濁ってすぐバレちゃうから。」
聞いてもいないことをつらつらと話し出したグリーンランドはこれでも会話に興じているつもりらしい。寝てしまった自分を仮眠室に運んでくれている途中だと思っていた日本は、脳にまとわりつく眠気もそのままに警戒心を瞳に映した。
「降ろしてください。」
「何で?」
怯えた様子を見せないことに拍子抜けしたのか、グリーンランドはまじまじと日本をみつめた。
「君が決めることじゃないってわかるよね。」
「今すぐ僕を解放すれば誰にも言いませんよ。」
おかしげに肩を揺らしたグリーンランドに、日本は眉間のシワを更に深くした。
ガチャリとドアの開く音がしてそのまますぐ閉められる。
「君のご主人なら怖くないよ。だってアメリカ、この間やんちゃしてNATOにも怒られてたとこでしょう?今飼い犬同士のケンカに構ったら、次に叱ってくるのは誰だろうね。」
「……僕だって1人で、」
「1人で?」
どうするの、とグリーンランドは柔和な笑みを浮かべて首を傾げる。
「…僕に、独立国ですらない人を蹴散らすだけの力がないとでも?」
慣れない脅しを精一杯叩きつけた日本はどこか気まずそうに視線を逸らす。
それまで戸惑いまじりの強気な言葉を楽しんでいたグリーンランドは、その言葉にゆらりと奇妙な光を両眼に灯した。
「……なぁに?殺してみる?」
初めて日本の瞳が怯えるように揺らいだ。
しかし、そこまではと言いかけたところで一変させたグリーンランドに気付き、脅しが効いたのかと咄嗟に蜘蛛の糸に飛びついた。
「それ以外に、方法がないのなら。」
本当?とねっとりとした熱を帯びた声が放たれる。
顔を上げた日本は、焦がした砂糖のようにざらついた甘い声で、すがるような光を瞳に宿したグリーンランドに息を呑んだ。
「ふふ。君、そんなこと言っちゃうんだね。」
微かに蒸気した頬を照れくさそうにかきながら日本を床に下ろすと、グリーンランドは空想の世界に沈み込むようにうっとりと身を屈めた。
必然的に高さが揃い、がらんどうの瞳に見据えられた日本は得体の知れない生き物に触れたように背筋を凍らせる。
「僕を殺した罪で追い詰められて、君自身も罪の意識で追い詰められて……。それから先の人生、僕のために全部放り出してくれるの?」
きらきらと宝石のように光る表情を見せるグリーンランドが、長年連れ立った恋人同士のように甘い仕草で日本の手を握る。
「ひっ……!」
その引き攣った声を聞いて、グリーンランドはパチリと瞬きをした。次いで灯っていた電気が消えるように幸福そうな表情が抜け落ちる。
「……あぁ、でもやっぱりそんな君はダメ。日本、優しいもんね。」
もういいよ、と諦めたように呟いたグリーンランドに掴まれた腕ごと身体を回され、日本はようやく自分が小部屋の一番奥まった角に運び込まれ、背後を塞がれたのだということに気が付いた。
散々自分を苦しめてきた鈍感さに足元を掬われている日本に気を良くしつつ、グリーンランドは腕に力を込める。そして手近にあったガムテープを手に取り、掴まれた手首と格闘しようと足掻く日本を手早く壁に磔にした。
意図の汲めない行動にただ混乱する日本の珍しくコロコロと変わる表情に見入っていたグリーンランドは、怯えたような視線がまっすぐ自分に向いていることに気が付いてにっこりと微笑む。
「僕ね、君のことが好きなんだ。」
「……はい?」
埃っぽい部屋の隅にテープで雑に貼り付けられて告白される。聞いたことのないシチュエーションに日本の脳は処理不可能の五文字を吐き出した。
そんな日本の様子などお構いなしといった風にグリーンランドは白い頬を撫で、恍惚とした表情で唇の端を歪めた。
食われる、と被捕食者としての本能で身を捩り始めた日本の身体に更にテープを貼り付けて高速を補強すると、グリーンランドはかぷりと首筋に歯を立てた。
そのまま短く悲鳴を上げてじたばたと抵抗にもなっていないみじろぎを加速させた日本の頭を撫で、なだめるように口を開く。
「大丈夫。暴力はしないし、痛くもしないから。」
日本はまだ自分に訪れる明白すぎる未来を直視できていないようで尚ももがいている。
その身体を二重にも三重にも封じ込めたグリーンランドは苦笑すると、場違いなほど優しい声で囁いた。
「大人しくして。騒ぎ立てて誰かきたら……困るのは君だよ?」
この状況から救い出してほしいのは山々ではあるが、救いの手が及ぶということは部下たちや友人に等しい同僚たちにこの醜態を目撃されてしまうのだ。
日本はようやく自分の立場をわからされたようで、ベルトの金具に引っ掛けられた指を睨みつけた。
「っ……卑怯者!」
「ごめんね……僕、君のせいで苦しいんだ。助けてよ。」
慣れない脅しがあっけなく失敗に終わり、悔しさに喚きたくなる衝動を必死に込めた一言も縋り付くような笑みで交わされた日本は、ぎゅっと固く目を瞑った。
「大丈夫。気持ちよくなるだけだから。」
やわやわとしばらく布越しの愛撫を続けるグリーンランドは、抵抗を騒ぎを恐れて躊躇う日本を抱きすくめると、未だ崩れない反抗の意思に苛立ったように服を剥ぎ取り始めた。
「……っやめ、」
「しーっ。バレていいの?」
日本の昂りを脅しを込めていささか強く握り込むと、日本は悔しさとは別種の衝動で唇を噛んだ。
楽しげな手つきで控えめな膨らみを成長させたグリーンランドは、頑なに声を漏らさない日本を不満げにみやる。
「日本くん。ちょっとだけなら声出しても大丈夫なんだけど……。」
空いた手で唇をなぞられた日本は激しく頭を横に振った。
「……そっか。じゃあ、残念だけど次で試してみるしかないね。」
ほくそ笑むように白々しいセリフを吐いたグリーンランドは、頬を撫でていた手を太ももに移動させ、その細さを測るように手を動かした。
その手が動く先を悟ったのか、日本が必死に身を捩る。
しかしその成果はテープの端が小さく音を立てるに留まり、日本は蜘蛛の巣に囚われた獲物さながらに虚しい抵抗を披露することとなった。
「……っ、やだ…やだやだ…!」
とろとろとこぼれ始めた先走りを絡めた指が緊張に固く閉ざされた後孔に達する。濡れた指先が微細なシワを撫でるよう動く手に、耐えきれず痙攣し始めた窄まりを優しげにこじ開けた。排泄反応を起こし侵入者を拒もうとするそこに、節高い指が染み込んでいく。ひゅ、と息を漏らした日本の身じろぎを逆手に取ると、グリーンランドは嫌がる後孔に深く指をしゃぶらせた。
「ゔ……ひゅ、ぅ゛…!」
じわじわと何をされているかを理解し始めた脳が屈辱と恐怖の情を作り出す。
暴れれば更に深く侵入されることを学んだせいで声を出すことすら憚られ、日本はただただ異物感に耐え忍んだ。
「大丈夫?」
左右に頭を振り、縋るように瞳を潤ませた日本の素直さに免じて、グリーンランドがゆっくりと指を浅瀬まで引き抜く。
異物から解放された奥にぬらりとした何かが流れ込み、日本は漫画って本当なんだと苦し紛れの思考に逃げ込んだ。
しかしそれが許されたのはグリーンランドは日本の身体を眺めるほんの一瞬の間だけで、つぷりと指が沈み込む感覚に再びぎゅっと目を瞑る。
必死に唇を噛み締めながら少しでも指を浅瀬に追いやろうと息む日本は、力を入れれば入れるほど蠢く指を挑発していることに気付いていないようで、結果として身を供す準備に加担してしまっている。
「やっぱり初めてなんだね。ごめんね、ゆっくり解してあげるから。」
自分すら知らない場所を捏ね混ぜる指先に意識を翻弄されかけている日本には音の並びにしか捉えられない言葉をグリーンランドが囁く。
混乱し自由に動く足をバタつかせ始めた日本を愛おしげに眺め、グリーンランドは狭い壁を押し広げるよう動かしていた指を、何かを探るような挙動に変えた。
コポコポと音を立てて体内を侵食するローションに気を取られていた日本は何をされるのかを考えることすらできず、ひたすら憂き目に追い込まれる。
初めてだというのにねちっこく動く異物感に込み上げていた吐き気が別の感覚を帯び始めたことに気付いた頃には、日本はグリーンランドに弱点を探り当てられていた。
「…ぁっ、ぃ゛……っ!?」
「あぁ、ここがいいの?」
突如か細い反応を示した日本を興味深そうに眺めると、グリーンランドは微かな手応えをくりくりと揉み込んだ。
途端に全身を引き攣らせ激しく息を飲んだ日本は、壁に後頭部を押し付けながら嫌だ嫌だと身を捩る。
「き゛もち、わるっ……」
「急ぎすぎちゃった?ごめんね。慣れたら気持ち良くなれるから。」
苦しげに痙攣しつつ一種の拷問器具と化した己の指がゆっくりと咀嚼されていく様を眺めながら、未だに残る理性のせいで腹を満たす圧迫感を快楽に変換しきれていない日本を甘く宥める。
「ひ…、っぅ…!ゃ、あ!」
身体のどこかを強引に押し広げられているという違和感に、出所のわからない快楽が絡みつく。
嫌がりながらも快楽の源泉を捏ねまわされることが余程堪えているようだ。
新たに2本目の指を沈めると、初心な拒絶を繰り返していた日本の声が徐々に低く曇り始め、それに呼応するようにグリーンランドが擦り続けているしこりもヒクヒクと痙攣の激しさを増していった。
きゅうぅ、と悲鳴を上げるように指先を食い締めてきた秘所を溶かすように撫でると悲痛な声が漏れ出たが、不慣れな圧迫感に苦しそうなだけで痛がるそぶりはない。
「そろそろかな。」
ろくに反応できず小さな痙攣を繰り返す日本をみつめながらひとりごちると、グリーンランドはポケットに入れていたボトルから追加のローションを手に取り、日本の腸内から指を抜き取った。
真っ白になった爪の軋む音が聞こえそうなほど固く握りしめられている拳にも嫌らしい滑りを振る舞って、意地の縋る先を潰しておく。
きゅんきゅんと聞き分けなく疼きだした己の身体に戸惑う日本は、ようやく出ていった指に安堵する間もなく押し当てられた鼓動にひゅっと息を詰まらせる。
「いやっ、やだ…!」
先ほどまでとは比べ物にならないほどの質量を押し込まれ、日本は一瞬呼吸を忘れた。くちゅくちゅと音を立てながら身の内に入ってきた違和感は軽やかだが切れ目のない振動を纏い、内臓を串刺しにされるような感覚が身を貫く。それでも甘ったれた声を我慢しようと壁に貼り付けられた両手をきつく握りしめたが、手のひらにまで染み込んできた滑りに妨げられ、うまく力が掛からない。
「く…ぅ………!」
桜色の唇に滲んだ紅に気付くと、グリーンランドはわななく内壁をそっと撫でつけながら自身を浅瀬まで引き上げた。
本来の用途とは真逆の使われ方をしていた秘所から異物感が退き、生理的な解放感に思わず恍惚としたため息が漏れてしまう。
「あ…ふっ、ぅ……」
その全身を弛緩させた隙を狙うように、今度は責め具が一気に最奥まで突き入れられた。
強烈な圧迫感に腹が裂けるイメージを鮮烈に脳に結んだ日本は、本格的に悲鳴を上げかけたが、すんでのところで熱い矛先が再度抜き取られる寸前まで退いて、身を貫いた戦慄に激しい喘ぎを引きちぎられた。ゆっくりとしたテンポで繰り返される抜き差しに腰のあたりからぞわぞわとした感覚が湧き上がり、軽い吐き気に押しつぶされて忘れかけていたむず痒さが熱を伴う激しさでぶり返す。
グリーンランドは端正な顔をぐしゃぐしゃにして震える日本を骨が折れそうな勢いで抱き込むと、苦しげな呼吸音にほっとしたように肩の力を抜いた。
「ぐ、るし…」
「そっか。……でもね、まだ足りないよ。」
そう告げるとグリーンランドはぽっこりと自身の形が浮き出た薄い腹を撫で、幼子が粘土に手形をつけるようにグッと押し込んだ。
瞬間、日本は呼吸と悲鳴の混ざった声を上げる。もう既にここがどこかは頭から抜け落ちしまっているらしい。
「あ゛ぐっ、…!?」
「だって、ここまでしたのに君は僕のことを好きになってくれないでしょう?酷いよ。不公平だよ。僕は、こんなに苦しいのに。」
妙なほど淡々と語られ竦む身体を強引に抱きしめられる。苛立ったように腰を掴まれると、再度目の前に火花が散った。
「やっ゛…やめっ……あ…!」
「なんで僕じゃダメなの?」
日本の弱々しい抵抗を叩き伏せるように覆い被さったグリーランドはぶつぶつと届かない会話を1人続ける。
「もっと苦しんでよ。僕は優しくしてるつもりだから。今までの君と同じだよ。」
初心な拒絶を繰り返していた日本は、最奥を抉るように突き上げられたまらずか細い喘ぎを上げた。繋がりの深さに怯える身体が恐怖を丸ごと快楽に変換しようと腹の底に形容しがたい焦りのようなものを積もらせる。
「2人だけになっちゃおうよ。ちゃんと壊してあげるからさ…ねぇ……。」
「ぃや゛……!やだ…!」
突然、見えない何かを拒もうと身を捩らせていた日本が全身を引き攣らせ始めた。
理性とは真逆の意志を持って想いを遂げようとする身体に悲鳴をあげると、グリーンランドは異物を押し出そうとする動きを逆手に取り日本の身の内深くへと潜り込んでいく。
「ひ、ィっ゛~……!?」
先ほど指で触れられた違和感を熱い矛先に探り当てられると、日本は呼気を喉にへばり付かせながら悲痛とも喜悦とも呼べる声で鳴いた。
貧血の時とは真逆の、真っ白な閃光が全身を駆け巡るような感覚に襲われる。
「好きになってごめんね。……大好きだよ、日本。」
およそ人体から聞こえてはいけないような音がして、腹の奥を穿たれた日本はがくがくと身体を揺らした。喉からは甘えるような媚びた声が漏れ、意にそぐわぬ情交を喜ぶように腰が震える。
パチパチと弾ける視界の中、日本は必死に頭をもたげ、己を抱き止め甘く労うように身体を揺さぶるグリーンランドに自ら唇を押し付けた。
「す…き……っ♡」
次の瞬間、感度を磨き抜かれた最奥が熱いものでいっぱいにされる。
不思議な安堵感と充足感に満たされた日本は絡めていた舌を抜き、ぐったりと壁にもたれかかった。
「日本。」
ゆるりと黒い瞳が声の主を捉える。
熱で歪んだ日本の視界。その奥で、グリーンランドは奇妙に唇を歪めていた。
「君はそんなこと言っちゃダメ。」
酷く乾いた声で、枯れかけの花のような表情を浮かべたグリーンランドは快楽にわななく日本を引き寄せた。
体内から取り上げられた温もりを再度手に入れた安心感に、日本がうわ言のように口を開く。
「すき……すきです……」
強く抱きしめた日本からふわりと漂う香りは甘くて、優しくて、何度も見た夢と何一つ違わない。
無理矢理に繋がった身体だけで手に入れた紛い物の幸福に顔を歪ませた。
欲しい。手に入れたい。こんなんじゃない。彼は、もっと。
相反する想いが胸を散々に掻きむしる。
「違うよ。好きなのは僕だけ。」
身も心も屈してふにゃりと微笑む日本を見ないようにしながら、グリーンランドは小さな口が嘘もまことも言えぬよう舌を絡め、深く深く口付けた。
あぁ。涙の味がする。
(終)