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kouは心外と言わんばかりにギョッとする。
kou_別に不満とかじゃねえよ。ただ、何が起きてんのか分かってないから事実確認がしたいんだよ。
kouちゃんも何が起きてるか分かってないんだ。
いや、なんなら、1番わかってないのかな。
僕との関わりもほぼないし。
まあ、僕も何故ここにいるのか全くわかってないけど……。
lor_krhを今日呼んだのは、lor軍団の今後の方針を決めるためや。それ以上でも以下でもない。
lorはハッキリとそう言う。
lor軍団の、方針……?
kou_どういう意味?よくわかんねえけど、一旦落ち着こうぜ。何ピリピリしてんの、みんなしてさ。
kouちゃんは全員の顔を見渡した。
確かに僕らの神経はヒリついている。
特にgrgnとmrtnは息を止めているようにさえ見える。
grgnたちは、何か知っているのかな。
なんで僕がここに呼ばれたか。
少しばかり、自分の小さな頭で考えてみた。
僕はなんで今、ここに呼ばれたんだろう、よりにもよってlorに。
うーん?
そもそも、僕とlorがぶつかってから、もう1ヶ月以上は経っている。
それまでlorからのアクションはなかった。
まあ、相も変わらず、クラスで僕は浮いているんだけど……。
でも、だからこそ、lorは僕に興味を持っていないと思っていた。
そこら辺にいるただの学生で、lorにとって、居ても居なくても変わらない存在なんだ、って。
……でも違ったのかな、今ここに呼ばれてしまったわけだし。
いや他になにか答えがあるはず。
何が起きたらlorは僕をここに呼び出したくなるんだ?
……僕とgrgnたちが関わっているのがバレた?
ふとそんな考えが浮かんだ。
けれど、そう考えれば、辻褄が合う。
lorは気づいたんだ、僕らが隠れて会っていたことに。
それに怒ったlorは、みんなをここに呼び出した、とか!?
さっきから機嫌が悪そうに見えるのはそのせい?
いわば、この会議はその事実確認と公開処刑。
そして、裏切り者への断罪……?
そう思った瞬間、冷や汗が止まらなかった。
まただ、また僕のせいで友達に迷惑がかかる。
あんなに気を付けていたのに。
慎重にしていたのに。
やはり、どんな隠し事も隠しきれないのだろう。
必ずどこかでボロが出る、僕たちは完璧じゃないのだから。
ど、どうしよう、mrtnの時みたいにはいくわけない。
だって、lorは僕のこと大嫌いなんだから。
沈黙が広がった。
その沈黙の中、ふわっと頭の中に生まれた疑問。
……でも、lorってそんなことでこんなに怒る人なのかな?
そりゃあ、良い気持ちはしないだろうけど、僕らが仲良くしてたって、興味ないんじゃ?
コソコソしてたのが癪に触ったのかなぁ。
むむっ、と眉をひそめて考え込んでいると、この空気をgrgnが切り裂いた。
grgn_そのっ、ずっと提案したかったことなんだけどさっ!
視線が集まる。
grgn_その、krhをlor軍団に入れたいんだ!
えっ、今言うの!?
突拍子もない発言にkouは眉をひそめた。
kou_はぁ?突然何?
lorは意外にも黙っている。
まるでそう言われることが分かっていたみたい。
lorは、こうなることを全部読んでた?
……少しだけ寂しそうに見えるのは気のせいだろうか。
kou_意味わかんねえんだけど。どーいうつもり?
kouちゃんは分かりやすくgrgnを睨む。
grgn_ひぇっ。えっと、その、多分気づいてると思うんだけど、俺とkrksとmrtnで、結構krhと仲良くしてたんだ。それで、krhがすっごい優秀で、良い奴ってわかったから、lor軍団に入れたいなって……!
怯えながらも、grgnは真っ直ぐkouちゃんを見ていた。
kou_なに?そんな仲良かったの?grgnがkrhに声掛けたのは知ってるけど、krksとmrtnまで?
grgn、krks、mrtnはそれぞれ頷く。
grgn_ずっと黙っててごめん、lorとkrhは仲悪いから、怒るかと思って言い出せなかったんだ。
krks_人目を避けて、コソコソ会ってた、ごめんね。
mrtn_ずっと、いつか言わなきゃいけないとは分かってたんだけどね……。本当にごめん。
3人は、分かりやすくシュンと項垂れた。
kouちゃんが仕方なさそうにため息をつく。
kou_別に俺らだって、誰と関わろうが文句言わねえよ。例え、その相手がkrhだとしても。そうやってコソコソされる方が嫌なのは分かんだろ、変な気ぃ使うなよ。なあ、lor?
そう言って、kouちゃんは覗き込むようにlorの顔を見た。
lor_……別に。
lorはかなり不機嫌そうだった。
いやそれは、別にって思ってる顔じゃない!!
さっきから何か変だ。
ずっとイライラしているように見える。
でも……僕とgrgnたちが関わっていることに怒ってるわけじゃない気がする。
それよりも、もっと大きな何かに。
……分からんけど。
kouちゃんはlorの反応に少し驚きつつ、僕を見る。
kou_んで、肝心のkrhはどうなの?lor軍団入りたいって思ってんの?
信念のある強い瞳で、僕の心を探るようだった。
krh_もっ、もちろん!!grgnたちの思いに応えたいし!
慌ててそう言うと、kouちゃんは鋭く目を光らせた。
kou_なに?じゃあ、自分の意思じゃないってこと?grgnたちが言うから入りたいってことなの?
えっ……?
その一言が僕の心にグサッと刺さる。
krh_そ、そりゃ、きっかけはそうだけど……。
だけど……?
僕はなんでlor軍団に入りたいんだっけ。
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コメント
7件
更新ありがとうございます! 続きも楽しみにしてます✨️
やばい😱 キルハ君大丈夫?! 心配だァ😭 続きの更新あざます!
おにぎりさん、第20話読みました! 今回、krhくんの不安と緊張がすごく伝わってきて、胸がギュッとしました…。特に「また僕のせいで友達に迷惑がかかる」って考えちゃうところ、切ないなあ。でもgrgnが勇気出して提案してくれたシーンは熱かった!kouちゃんが「コソコソされる方が嫌い」って言ったのも良いなって思いました。 で、最後の「僕はなんでlor軍団に入りたいんだっけ」って疑問…!ここ、めっちゃ気になる…続きが待ち遠しいです🔥