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#もういやだ 人生つまらない
紫陽花
1,280
『私の歩いた道』
第4章 暗い教室の中で
小学4年生になった春。
私は、また新しい一年を迎えた。
でも、その一年は、今までとは違った。
学校へ行くことが、少しずつ苦しくなっていった。
朝、目が覚める。
本当なら、いつも通り準備をして学校へ行く時間。
でも、体が重かった。
「行きたくない」
そんな気持ちが、毎日のように心の中に浮かんだ。
理由をうまく説明できない日もあった。
ただ、体がだるくて、気持ちが沈んでいた。
教室に入ると、緊張することが増えた。
担任の先生は、すぐに怒ることがあった。
強い言葉や暴言のように感じる言葉を聞くたびに、私は怖くなった。
「次は怒られるかもしれない」
そんな不安が、いつもどこかにあった。
大きな声や大きな音が苦手になったのも、この頃からだった。
普通なら気にしないような音でも、心がびくっと反応する。
体が勝手に緊張するような感覚があった。
教室では、平気なふりをしていた。
周りにはいつも通りに見えていたかもしれない。
でも、本当の私は、少しずつ苦しくなっていた。
そしてある日、学校で泣いた。
人に見られないように、こっそり泣いた。
「泣かないようにしよう」
そう思っても、自分でも止められなかった。
涙が勝手に出てきた。
悲しい、怖い、苦しい。
いろいろな気持ちが混ざって、どうすればいいのか分からなかった。
でも、そんな日々の中で、一つだけ救われたことがあった。
インターネットの中で、自分と似た気持ちを抱えている人たちを見つけたこと。
現実の周りには同じ気持ちの人はいなかった。
だからずっと、
「こんなことで辛いと思うのは、自分だけなのかな」
と思っていた。
でも、同じように苦しんでいる人がいると知った時、少し安心した。
「苦しいのは私だけじゃないんだ」
そう思えた。
それだけで、少しだけ心が軽くなった。
小学4年生の私は、毎日を楽しく過ごしていたわけではなかった。
むしろ、一番苦しい一年だった。
学校へ行くことも、朝起きることも嫌だった。
それでも私は、一日一日を過ごしていた。
今振り返ると、あの頃の私は、誰にも見えないところで必死に頑張っていたのだと思う。
暗い場所にいるように感じた日々。
でも、その中でも私は、小さな光を探していた。
「自分だけじゃない」
その気づきが、私を支えてくれていた。
コメント
5件
第4話、読み終えたよ…😢💦 教室の緊張や、平気なふりしてるのに涙が止まらなかった場面、すごく胸が痛かった。でも「自分だけじゃない」って思えた瞬間の描写が、ほんとに小さな光みたいで、じんわりきた。 あの頃の自分を思い出しながら読んだ人、多いんじゃないかな。 「それでも一日一日を過ごしてた」って言葉が、めちゃくちゃ刺さる…😭✨ と く め さんの作品、いつも心の奥に届くんだよね。 続きもすごく気になる〜! がんばってください、応援してるよ🌸