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※尻派か胸派かをチャーはんが話し合ってます
稜雅side
楽屋に入ると、シューヤやマサヒロが尻派か胸派かという男子学生みたいな話をしていた。
シュー(やっぱ胸じゃない?
マサ(いや、尻の方が需要ある
シュー(いやいや胸だよ!ね!リョウガっちもそうだよね!
そう言って俺にまで話を振ってくる。
正直言うとどうでもいい。俺は海と付き合っているから女性には興味ないし、俺受けだし…///
『えぇーどっちでもー』
シュー(もーちゃんと答えてよぉー!
『いや、だっt』
「何の話してんの?」
シュー(あ、カイくん
『海っ、!///』
よりによって俺の彼氏がここにくるのかよっ
けど、海ってどっち派なんだろ…。
マサ(カイくんは尻派ですか?胸派ですか?
気になったところをピンポイントに聞くマサヒロ、ないす。
「えぇー?俺?」
シュー(確かに気になる!
マサ(リョウガくん派とかは無しですよ笑
「そう言われちゃったらなぁー…」
「けどどっちでもいいかなぁ…」
そう言って、海も興味を示さない反応。
つれないけど、どこか安心してしまった自分もいる。けど海の話はまだ続いていた。
「まぁけど、あればあるほどいいよねぇ〜笑」
その言葉が練習中もずっと俺の中で突っかかっていた。
海はどっちでもいいんじゃなくて、どっちもあったらいいんじゃないか。俺は担当にもなるくらいガリガリだし、胸もなければ尻もない、スタンってしてる。
これで海と夜を共に過ごしていると思うと何だか海にも申し訳なくなる。
家に帰り風呂でまた考える、海はまだ帰ってきてない。
『海のタイプ俺じゃないのかな…』
そう思うと、自然に涙が…。
風呂を出る前にシャワーで涙を隠す、海にこんなので迷惑なんてかけたくないし。
ガチャ
『ふぅ〜…』
「やほ!」
『わっ!海っ!』
少し早めに帰ることができたと言って俺に微笑む海。
『あ、てか俺に許可なしで入ってくんなっ!』
『変態っ!』
そう言って海から一歩後ろに下がる。
「えぇーそんなこと言わないでよぉ〜…」
「俺稜雅の体好きなのにぃー…」
そう言って、俺にジリジリと詰め寄ってくる。
『嘘…つけよ、』
「?」
ほんとは言いたくないけど、俺だけがこんなに苦しむのが何となく癪に触った。
本当の本当は俺に愛想がついてないか聞くのが怖くてこういう風に思わないと聞けない気がしたから。
『海は…肉付きのいい人が好きだろ?』
「もしかしてあの話のこと?」
そう言われて無言で首を縦に振る。
『俺は海のタイプじゃ…なi』
そう言いかけた時には俺は海の腕の中にいた。
「あれは、そういう話題だからであって俺は稜雅にしか興味ないから」
『けどっ、俺も海に似合う肉付きのいい人になりたいっ…』
「そんな自分を卑下しないで…」
「俺のために頑張ろうとしている稜雅も好きだけど今の稜雅は稜雅らしくてめっちゃ好きだよ」
そう言われた瞬間、洗い流したはずの涙が次々と出てくる。
この人はありのままの俺を愛してくれるんだなって安心した感情がポロポロと涙になって出てくるのを感じる。
「好きだよ、稜雅」
そう言って涙でぐちゃぐちゃな俺に優しくキスをする海。
『あり…がと、///』
「んふっ笑 風邪引いちゃうから早く服着なね?」
『…ん//』
おまけ
「あ、肉付き良くなりたかったらとことん付き合うからね?」
『付き合うって…笑 どうやってだよ笑』
「甘いねぇ〜胸は揉むとデカくなるんだよ」
サワサワ
『んにゃっ?!!///』
『かいっ!//やめっっ///』
「んふふっ笑」
『ふーっ/…それっ女の子だけでしょっ…///』
「まぁやってみないと分からないじゃん?
稜雅も今のでヤる気になったでしょ?笑」
『……連れてけ、///』
「んふふっ笑 はーい♡」
どうも主ですっ! 🫡
やっぱり稜海は最高ですね🙈💕💕
💙💜=栄養と言っても過言ではないと思ってます((