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あの後、
任務で必要だった謎の液体は獲得し、
グルッペンさんから報酬は貰えた
だが…まだゾムさんは眠っている。
サラ…、、
ベッドに横たわっているゾムさんの髪を
耳にかける
em「…だいすき、すきです…好きなんです。あなたの事が…」
…
当たり前に返事は来ない
あの子だったら、
おれもだいすきって言ってくれてたのかな。
…
em「はは…、」
ただの護衛にこんな気持ちを持ってしまうなんて。
…
自分が情けない
いっそ本当に
心を押し殺した方がいいのではないか?
つくづくそう思う。
でも、
どうしても
溢れてしまう
我慢ができない。
ス…、
眠っているゾムさんの服を少しめくり、
自分の右手を中に入れる
かたい、
…流石だな。
関心しながら
無意識に奥へと手を入れていく
…サワ…、
zm「…ん、…」
なんか、…
やばいことしてる気がする
ゾムさんの乱れた服を元に戻し、
手を握る。
zm「…俺の体そんな好きか」
em「ぁえ”…ッ」
起き…ッ、
え、、
em「いや…っ、これ、は…」
zm「ふーん…まあいいけど、ホーシューまだ貰ってないから。俺。」
また”それ”を求められる
…
愛はない。
そう思いながらやる行為は
気持ち良いのだろうか?
em「はぁ、…、分かりました。」
ベッドの上に
ストン、と座り
手を広げる
em「どうぞ…。」
ぎゅ…、
em「ぇ、。」
されたのはただのハグ。
zm「今日は…これがいい、」
em「はぁ…、?」
行為をすることは一切なく、
そこから数十分ほど
抱擁されていた。
zm「……」
em「…」
今喋ってもいいのだろうか。
一言も口を開かないまま
抱き続ける
em「これ…いつまでやるんですか」
zm「知らん」
em「えぇ…」
多分、ゾムさんも疲れているのだろう。
毎日のように仕事があり、休みがない
そんな中私を体使って護衛してくれて…
もっと感謝すべきやな。
em「いつもありがとうございます…。ゾムさん。」
zm「なにきゅーに。」
em「いや?」
明日…は
休みでいいか。
em「明日休みとったんで…家でごろごろしましょう。」
zm「え、…うん..」
em「…。」
私も…
疲れたな
色々。
…やっぱ護衛なんて付けるべきじゃなかった
こんな感情を患ってしまうんだったら。
近々契約解除をしてしまおうか…。
em「はぁ…」
zm「…エミさん…、、お前、俺から離れるなよ。すぐ死ぬんやから。」
em「な”ッ…!?そんな死にませんよ!」
急に煽られそんなことを言われる
em「一生離れないし…」
zm「へぇ?」
無意識に口走ってしまった
em「いやそんな変な意味じゃ…っないですからね?」
zm「ふぅーーん」
なんなんだその顔は…
むかつくぅ…
そんなことを思っていると
一件のメールが届く。
ピコン…
em「グルッペンさんから…?」
なんだろ…
『相当危険な任務がある。引き受けてくれるか?説明は後でやる。』
グルッペンさんが危険…と仰るなら本当に
割とガチめに危険なのだろう
em「ゾムさん。3日後、動けますか?」
zm「余裕。」
返事をされた後、
メールで了承した文章を送り
私とゾムさんは眠りについた
その選択は間違っていたのか?
どうして教えてくれなかった?
ねえ、ゾムさん。
目を…覚まして…よ