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今回はせんかぶです
仙石の兄貴が生きてくれて嬉しくて書きました
それではどうぞ
【キスしないと出れない部屋】
「………」
「………」(何これ…)
いつの間にかこんなふざけた部屋にいた
しかも一緒にいたのは京極組の武闘派仙石だった
(力づくで開けられないだろうか…)
俺は扉を開けようとしたが鍵がかかってるのか開かなかった
無理矢理開けようとしてもびくともしなかった
「無理矢理は駄目か…」
それを見てた仙石はそう呟いた
「やっぱり出るには条件をクリアしねぇと駄目か」
「き…キスなんかするのかよ……」
「やらねぇと出れねぇからしょうがねぇだろ」
こいつが言ってることも分かるがそんな簡単にキスなんかできるか
しかも敵対してた組の奴と
「や、やっぱ…無理だ…」
「はぁ…」
ドン(壁ドンする)
「な、何するんだよ!」
「うるせぇ。さっさと終わらせるぞ」
「ちょ、ちょっと待てよ!」
顔を近づけられ、俺は咄嗟に手を仙石の口元においた
「……なんだよ」
「一回待って!心の準備させろ!」
「チッ……分かったよ」
仙石はイラつきながら離れた
数分後
「決まったか?」
「あ、あぁ…」
仙石は俺に近づいてきた
(は、恥ずかしくなってきた…)
(顔赤くなってきたな)
キスされたが俺は恥ずかしくなって目を開けられなかった
(早く終われ…)
(唇柔らかいな…)
何分経ったか分からないが扉の方から開くような音がした
(もしかして開いたか?)
そう思っているとキスが終わり、仙石は扉を確認した
「開いてる」
「良かった。これで出れるな」
俺は出ようとしたが仙石が俺の腕を掴んできた
「なんだよ」
「もう一回やらせて?」
「は?何言ってんだよ」
「………」
「無言でやろうとしてくんn…んぶ!?」
俺は頬を掴まれた
「お前が可愛い反応するのが悪いよな?」
(理不尽!)
俺は抵抗したが結局キスをされた