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今日妹入ってくるんだよね〜
え!マジ?!
天羽ちゃんも来るんだ〜!
そうそう。笑
友達出来るといいけどねー、
何その顔!
天羽ちゃんいい子だし絶対大丈夫だって!
んー、まあいい子だとは思うんだけどね笑
癖で敬語とかさん付けは何時になっても取れないからさー。
あー!確かに。
ま、それもあっての可愛い天羽ちゃん!!
ありがと、笑
んーもちろんじゃん!
妹になるかもしれないんだしさー?
ちょっと、笑
蝶のようになりたい。
私が初めて書いた小説だ。
登場人物も、舞台も全部1から考えた。
その中でも一際私の嫌いな女、名前はるあ。
全部全部、るぅあさんに似せて。
それを読んでくれた人は、皆嫌な女だって悪く言って。それが清々しく思えた。
ねぇ、生徒会長かっこよくない?!!
そうですかね?
私…、苦手です。
えー!そっかー、
私、生徒会入りたいなぁ…
ほら、副会長…だっけ?
あの人もイケメンじゃん?!!
あれ、私の兄ですよ?
えー!通りで美形なわけだ!
てかさー、生徒会長と副会長が付き合ってるて噂知ってる?あれほんとなの??
…そんなの、知りませんよ。
え、天羽ちゃん…?
私がるぅあさんを避けるようになったのは
2年前、この文化祭で兄から紹介を受けた時。
「初めまして、私るぅあ!
天羽ちゃんだよね?!
話に聞いてたとおりめっちゃ可愛いー!!」
「あ、ありがとうございます…」
それから、LINEで頻繁に話したり相談に乗ってもらったり。 人と話すことに苦手意識がある私に寄り添ってくれた。
ここまでのるぅあさんはただのいい人。
問題はここからだ。
ある日、兄が勉強するからなんて言って家にるぅあさんを連れてきた。
その時、聞いてしまったんだ。
「お姉ちゃん、私恋しちゃったかも」
「えー、?笑
誰々?話聞くよー?」
「んー、…今さ
私の目の前にいる人…だよ?」
「…あー、ほんと?」
「ほんと、だって言ったら?」
「僕もだよ」
は、馬鹿馬鹿しい事しないで。
私達は、親という呪縛から放たれて美しい兄弟愛を育みました 。なんて、そうそう上手く話は進まなかった。 どれもこれも、るぅあさんのせい。