コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
クリスマスプレゼントにセカイシンフォニーのBlu-rayを買ってもらい
ビビバスの面々が最高すぎて一旦天国に逝きました、ぱるめです。
声優さん、すごいなあ…。将来は声優になって声優さんに囲まれて仕事をするのが今の所の夢です。心臓いくつあっても足りなさそうだけど…。いつか見てくれている人が増えたら雑談部屋でも作ってみたいなー。周りにビビバス推しが全然いなくてニーゴも好きだけど、同じ人とも語りたい。友達はk-pop大好き人間になっちゃったし、プロセカの話ができない…うわあああああああ。
…話がずれにずれまくりましたね。独り言だと思って↑はスルーしてください。それでは本編をどうぞ!
ーーーーーーーーーーーーーーー
俺は自分のことが大嫌いだった。生まれた場所を間違えたのだろうか。
父母に似ていない奇妙な髪は、周りの人間には「呪われた人間」のように見られ、皆俺の所からどこかへと離れていく。 もとから近寄っていない。の方が正しいのかもしれない。幼少期の俺からすると誰にも必要とされず、辛く苦しい日々の繰り返しだった。よく人が近寄らない神社で1人歌う毎日だった。父が音楽を仕事にしていて、生まれた時から音楽が身近にあったからだろう。
そんな日々から俺を連れ出してくれたのは『彼』だった。
その日も1人歌っていると「お前、1人なの?」と同い年くらいの少年が話しかけてきた。現実を言葉にされ、ひどく何かが煮えたぎるような感覚がし、「…っ1人になりたくてなってるわけじゃないっ‼︎」と生まれて初めて声を荒げた。 すると彼は物怖じもせず「じゃあ、俺と一緒に遊ばね?」といった。 それから少しずつ彼と遊ぶようになった。
勝手に名前を書くと恥ずかしいからやめろと怒られてしまいそうだから『彼』で統一しておこうと思う。彼は嫌いだった自分の容姿を「髪がサラサラだし、なにより瞳が綺麗」と褒めてくれた。そのときにだろう、何か温かい何かが生まれた気がした。彼に褒められるとものすごく嬉しかった。 歌うことが好きで一緒に考えた旋律を神社で一緒にたくさんたくさん歌った。信じていた、信じていたかったから俺たちは友達かなんて聞かなかった。今振り返るとあの時間が俺の人生の中で一番幸福な時間だったと思う。彼も今まで友人というものを持ったことがなく、なんとなく俺たちは似たもの同士だと感じた。もう20年前のことだから詳しいことなど覚えていない。だがこれだけはわかる。 気づいた時には彼のことが好きになってた。 愛して、愛されたい。そう思ってしまった。
年月が経ち、俺たちは19歳になり、戦争が始まった。別に関係ない。そう思っていた。だが戦争に行く年齢が下がり、俺は戦地に向かうことになってしまった。俺には兄達がいる。俺のことなどどうでもよかった父は俺を送り出すことにした。彼も行くことになったらしい。彼は「大丈夫だって、国は『我々が有利だ必ず勝てる』っていってたし。」やけに似た物真似だったから、つい笑ってしまった。「オレたちはずっと一緒だからな。」「ずっと一緒だと、どちらも結婚できないんじゃないか?」 「あー…。ずっと親友っていう意味でな。」…なぜか心臓がちくりと痛くなった。
そのとき気づいてしまった。俺は彼を好きになってしまったのだと。
あの頃も彼への想いは変わらなかった。
俺たちは同じ場所に配置された。もはや運命だと舞い上がってた。しかも学校に通っていたころの先輩達もいたのだ。
「おおー!久しぶりだなー!」
「フフ最後に会ったのは卒業式以来かな?」
「相変わらずうるさいっすねー」
「誰がうるさいだとー⁈」
一応書いてはいないが学校には通った。真面目に過ごしてきたと思う。声の大きい方の先輩は親同士の付き合いがあり、容姿など気にせず優しく接してくれた。だが歳が上で、友達が多かったから会う機会は少なかった。
そんなある日、先輩たちがこんなことを話してくれた。
「俺はな、この戦いが終わったら、こいつと世界中を巡るんだ。」
「僕たちはショー、日本で言うと歌舞伎、演劇かな…、旅の一座を作って人の笑顔を作りたくてね。」
「ご両親はどう言ってんですか?」
「「うちは放任主義だから・な!・ね。」」
「…素敵な目標ですね。」
「お前達にも見せてやるからな!」
「わー。楽しみですー。」
「おい、一応先輩なんだぞ!」
学生だった頃の光景を思い出して思わず笑ってしまった。こんな日々が続けばいいのにと思った。
それから数日後、現実はそうではなかった。まさに地獄絵図だった。
鳴り止まぬ銃声、人の断末魔、昨日まで笑っていた仲間が倒れていく。俺は立ち尽くしたまま何もできなかった。
そのときだった。俺の名前を叫ぶ声がして振り返ると、銃弾が視界に入った。
俺は何もできないまま死ぬのか、そう思った瞬間、目の前が鮮血で染まった。
己のではなく、彼の血で。
えーーーっとですね、一応ここまでの補足説明ですね。多少阿吽のビーツの歌詞の要素を散りばめていますがパロ感ないです!
例でいうと「皆俺の所からどこかへと離れていく。」は『みんなどっかいっちゃったよ0になっちゃってざまあないね』だったり、「愛して、愛されたい」は『愛されたいのはどうして 愛してたいのはどうして』だったり…あまりパロだと思わないでくれた方がいいかも…です。解説は終わったらだします⭐︎ああー学校行きたくねえなー。
最後のはおかしいけど、まあいいや!それではおつぱろ!