天使が自由になるまで

ある所に天使様、と崇められていた1人の

“少女”が居ました 。

その“少女”は人々の願い、夢を叶える力を

持っていました 。

「 天使様 ！ 天使様 ！ 」

「 どうか我らにお力を ！ 」

いつの間にか“少女”は人々の願い、夢を叶える奴隷のようになってしまいました 。

『 私のこの力は一体何のためなのでしょう、何故生まれてきたのでしょう 。 』

いつもいつも“少女”はその事を考え、

ついに決意しました 。

『 これからはリーフとして生きよう、そしてこの力はもう使う事は無くそう 。 』

『 いつか本当に使わないといけない時まで 。』