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初めまして、うたと申します!!

今回、初ノベルをリアペんで迎えます🍀*゜

楽しんでってね




君の額に

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数日前ここの刑務所にやって来た死刑囚達の面倒を見るのが看守の仕事。

今日も夜を迎え、日数を減らす時間がやってきた。

お前ら日数を減らす時間だ、と声をかけると生意気な6番がいつものように騒ぐ。

それを落ち着かせるのが唯一真面目な9番、

それを見て笑っているのがこいつらのリーダー8番だ。


「なんか僕だけ日数少なくないですか!?」

「文句あるのか?もう少し減らすことだって出来るんだぞ。」

「これ以上は許してくださいよ〜」


あぁこいつの相手は本当に疲れる、と考えていた時


「リアム看守はいつものようにお仕事ですか〜?ちゃんと寝ないとですよ」


8番の声が聞こえてくる。好意を抱いているからか、他の奴とは少し違い、落ち着く声。

この声を聞く度に仕事を頑張ろうと思える。


「あぁ分かっている。ただ、お前らの見回りで忙しいんだ」


素っ気なく返してしまう。

自分が不器用なくらい分かってはいるがもう少し優しく返せないのか、と後悔をするのが恒例になってしまった。


「じゃあもう寝るように。

明日は刑務作業だから夜更かしするなよ」


と声をかける


「おやすみっさーい」

「おやすみなさい」

「リアム看守、おやすみなさーい!!」


6番がふざけているにはもう慣れた。

今回は無視させて頂こう、そんなことより8番に名前を呼ばれるのは心地良いな。

とその場を離れた。





数時間後

アイツらが余計なことをしていないか見回りに来る。

全員寝ているようだ。

一つ一つの牢屋を確認し終わると8番の牢屋の前で止まった。


すぅすぅ、とたてる寝息がなんとも愛おしい。

お前の寝顔も長いまつ毛もふわふわな髪もお前自身も、全て自分のモノにしてしまいたい。

邪な考えが体を動かす。


ガチャ


牢屋を開け、中に入る。

8番が寝ている傍に膝をつき頬に手を添えた。

その頬は柔らかく、ずっと触っていたい。


「お前は本当に可愛らしい顔をしているな」


小声で呟く。

何か物足りず、額にキスを落とした。


次はお前が起きている時に、そして唇に、必ずキスをする。

そう心に決め、仕事に戻った。






主です。

初めてのノベルどうだったでしょうか!?

ホントに文才が無いのを実感しました、、、

このお話が誰かに刺さる事を願って、!!!




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