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『嫌だァァァァ!!学校になんて行きたくないィィィィ!!!』
ここは、雄英高校。
世界総人口の約8割が何らかの特異能力「個性」を持つ世情にあって、個性の悪用による反社会活動に身を投じる犯罪者勢力『ヴィラン』への対抗勢力『プロヒーロー』の養成をするために作られた。
その学校で泣き喚きながら、ある男に引きずられている少女がいた。
少女の名は、ノア・デビット。
名前からもわかる通り、彼女は外国人である。
今日は、雄英高校の入学式の日。
少女は、今日から高校一年生。
だが、この少女。
大の学校嫌いなのだ。
小学校は、最初の1週間は行ったものの、知っている事を学びに行くのが苦痛になり不登校に。
中学校は入学式には行ったが、それから1日も行っていない。
それをさすがにヤバいと思った少女の親戚が、ある男にお願いし、何とか高校に入ることが出来た。
男の名は、相澤消太。
少女のとても遠い親戚らしい。
相澤は入学初日だが、もう疲れていた。
原因は、少女の性格のせいだった。
少女の住んでいるタワーマンションに迎えに行くと、寝ていたので何分もかけて起こす。
朝ごはんを与えたが、食べるのがとても遅く、殴りかけた。
準備では、着替えるのが遅かったり、歩くのが遅かったりなど、何分もかかった。
そして、学校に行く途中、コンビニに行こうとしたり、猫を追いかけようとしたので、引きずりながら連れていく。
これが、毎日続くことの絶望と疲労に相澤は、倒れかけていた。
『おじさん、首しまってるよ。私、死んじゃう』
相「そのまま土に還れ」
『ひどい!!?』