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皐月『…打ち上げは良いけど俺ズブ濡れなんだけど?』
梅宮「どわあっ!?どしたんだ??まさかあの大雨の中外出たのか!?風邪引くだろ何してるんだ!?」
あー、声大きすぎて鼓膜破れそー…。
十亀「それなら俺の服使うといいよぉ、何着かここに置いてるんだ」
皐月『そうなのか?なら借りさせてもらおうかな、ありがとーな亀』
十亀「皐月が使ってくれるなら全然貸すよ」
皐月『なんだそれー、俺亀の彼女じゃないっつーの』
十亀「えー?俺はなりt梅宮「ほらほら早く服借りて打ち上げしよーな!!」チッ」
皐月『分かったから大声出すなって…』
梅の大声何とかなんねーかな…、いつか苦情来るっつの
そんなこんなで俺は亀から服を借りて打ち上げに参加した
梅宮「ウェーイかんぱーい!おつかれーい!」
皐月『…俺タイマンしてねーのに居る意味無くね?』
梅宮「何言ってんだ皐月!お前は防風鈴で俺らの事を見守ってくれてただろ?意味あったさ」
梅はそう告げながら優しそうな眼差しで俺を見つめてきた…。
皐月(その顔…辞めてくんねーかな、恥ずい)
俺は梅から顔を背けて兎と亀を見る…。
2人にはちゃんと光が戻ってる……、梅は凄いな…、俺には出来なかったことを軽々としてくれる…。
皐月『……、なぁ梅』
梅宮「ん?皐月どした?」
皐月『……、ありがとうな、2人を…獅子頭連を救ってくれて…、俺には何も出来なかったから…、本当に感謝してるよ』
そう話すと梅はへにょりと笑いながら
梅宮「俺だけじゃ救えなかったよ、ココに居る皆が正してくれた、救ってくれたんだ、だから俺がした訳じゃない」
皐月『…!そっか、仲間がってことか…、それでも俺はお前らに感謝しなくちゃな……、皆ありがとう、そしてごめん。俺は何も出来なかった…、俺だけだと何も出来ない、不出来で不器用だから…、でもお前らなら大丈夫だな』
俺が話すと周りが静かになった、何で??
桜「…、何こっから消えるようなこと言ってんだ…」
皐月『え、いや、そうゆうつもりじゃなくて…』
梅宮「流石にその発言には俺も怒るぞ…」
え、えぇ……、ふと1年とトゲ(柊)を見ると……
コイツらもかー!!?
皐月『あー!違う違う!俺はどこにも行かねーよ!!ただ……、お前らが居るなら安心出来るって事…、その……!上手く言えねーけど、お前らが居れば街も安心だし…、俺も安心だし……、あー、だからその……、お前らと居て安心する……。』
……なんで誰も言わねーんだよ!恥ずかしいだろッ!!
梅宮「皐月は俺らといて安心するのか?」
皐月『?そりゃそうだろ、強くて頼りになって…、俺の、憧れだ』
桜「ブワッ///」
蘇芳「もー桜くんはすぐ赤くなるね」
楡井「桜さん大丈夫っすか!?でも皐月さんにそう言われて俺光栄っす!」
初めてだ……。
こんな気持ち…、俺といて良いなんて…。
俺は何も出来てないのに…、1年からは尊敬されるって……。
俺はそんな強くないし人柄も良くない…。
コイツらは買い被りすぎだ……。
皐月『お前ら俺の事買い被りすぎだろ…俺は何もしてないし、何もしない。俺は好きな様に生きるだけだ、お前らの期待とか答えることは無いぞ』
梅宮「?誰も皐月に期待なんてしてないぞ?」
そっか…元から期待されてなかったのか……。
梅宮「俺は皐月という存在が居るだけでいい、俺らが守るし、任される。だから皐月はこのままでいいんだ!」
俺は…、俺でいいのか?
でも…、このままって訳には……。
兎「さっちゃん?大丈夫?」
皐月『…、俺さ、やりたいことも無いし、何かを守れる力もない…、でもやれる事…探してみるよ…。このままなんて嫌だから』
梅宮「おう!なら俺らも手助けするからなぁ!!」
皐月『梅声うるさい控えて』
梅宮「シュン」