俺は皇嵜 椿。
至って平凡な高校2年だ。
俺は、部屋でパソコンと数時間にらめっこをして、ヲタクライフを送っている。
『んー!久々に外に出るか、、』
人にも合わず、陽の光も浴びずにずっと部屋に引きこもっていた俺は
数年ぶりに外に出て散歩でもしようと家の周辺を歩いていた。
「あっ、ボール、‼️」
声のする方に目を向けると
幼稚園生くらいの男の子が道路に転がったボールを追いかけていた。
その先に目をやると、
スピードを一切緩める気のないような大きいトラックがその男の子に向かって走っていた。
『危ないっ!!』
「え、?」
「いたぁーい、、」
「え、?お兄ちゃん、?」
『君、、大丈夫、、?』
「僕は大丈夫だよ、!」「でもお兄ちゃんは、、」
「こらっ!かずk……」
「救急車!!!」
「___!!」
どんどん声が遠のいていく、、
意識も朦朧としてきた、
死ぬならもっといい人生が良かったな、、
もっとかっこいい死に方が良かったな、、
あぁ、、死ぬにかっこいいなんてないか、、あは、ハ……
俺はもう
死ぬんだな、
その瞬間
俺は白い光に
包まれた。
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