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。❀読切「私立美留久総合病院」から話が続いております!ご注意ください(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
(読み切りになってないですね…:( ;´꒳`;))
。❀行先のカフェ、スタ●からタリ●ズに変更しました。パスタメニュー無かった…(←どうでもよくてすみません…)
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芳賀「吉田先輩!今度一緒にイカ焼きの美味しい店に行きませんか?!めっちゃ美味いんですよ!!」
💛「んー…俺あんまりイカ興味ねーしなぁ…てか、同期誘えよ同期。近藤とか…」
芳「いや、アイツは野球しか興味ないんで。あと、俺は吉田先輩の話を聞きながらイカを食べたいんです!」
💛「なに、総診に興味ある感じ?」
芳「はい!総診もそうですし、個人的には吉」🤍「よっしーそこ空いてる?俺も一緒に飯食っていい?」
こいつは研修医の芳賀。同じ医科大学出身で、サークルが一緒だったから知った仲だ。
数日前からうちに来て俺が教育係としてみている。
総合診療内科(総診)に興味があるようで、熱心に質問してきてはメモを一生懸命取っている。
正直、総合診療内科は花形ではない。
外科的治療もなければ、基本他科に患者を振り分けることが役割のため定期受診する患者もほとんど居ない。
けど、長く原因疾患が分からず症状に苦しんでいる人が適切な治療を開始できたと聞くと、喜びは一入だ。
だからこそ、芳賀にも総合診療内科の医師になってもらえると嬉しいのだが、 何故か俺のことも根掘り葉掘り聞きたがるから少し困っている。
今もタリー●でご飯を食べていたら食事に誘われた。
俺なんかでいいのか…?と思っていたら、同期の柔太朗が声を掛けてきた。
💛「柔太朗、お疲れ。よくお昼一緒になるな。」
🤍「ホントだね。よっしーも●リーズに居たなんてグーゼン。」
芳「…山中先生、こんにちは。本当にグーゼンですか?ぼく、吉田先輩と2人で話したいんですけど。」
🤍「それは残念だったね。俺もよっしーとゲームのことで話したくてね。よっしー前座っていい?」
💛「おぅ、もちろん。」
柔太朗が席に着くと、明らさまに芳賀の機嫌が悪くなる。
威嚇をしている仔犬のようだ…
柔太朗はそんな芳賀をチラリと見て鼻で笑っている。
なんだか2人のやり取りが面白いのに可愛くて、ついつい笑ってしまう。
💛「ふはっ!お前ら、なんかおもろいな…!」
芳賀 side
ふふ、と笑う仁人先生を見て、周りがザワつき出す。
「えっ、吉田先生かっこいい…」
「笑ってるところ、初めて見た…!」
「かわいぃぃ …」
「やば…」
多方面からヒソヒソと聞こえる仁人先生に向けられる言葉。
当の本人は自分宛だとは思ってないようで、
💛「ほら、おまえら。周りにも笑われてるぞ?」
なんて、まだ笑い続けている。
恵比医科大学在学中から憧れていた吉田先輩。
カッコよくて、優しくて、一見怖そうに見えるけど的確なアドバイスをくれて、そして笑顔が可愛くて…
憧れの存在で、いつか自分も立派な医者になって隣を歩きたいと思っていた。
けど、吉田先輩の隣には必ずダンスサークルでチームを組んでいるM!LKメンバーが居た。
誰にでも分け隔てなく優しい、皆に好かれる佐野先輩
持ち前の明るさと企画力でダンスパフォーマンスを盛り上げる塩﨑先輩
独自のファッションセンスでM!LKのビジュアル統率を行う山中先輩
困っている人がいれば即手を差し伸べる、優しさの塊である曽野先輩
しかも、全員驚くほどの美形…
敵わない、と思った。
先輩達が卒業した後、全員が私立美留久総合病院で勤務することを知った。
全員、違う診療科を選んだらしい。
本来ならば、こんな邪な思いで選んではダメだとは思いつつ、必ず吉田先輩の元で学ぼうと思った。
いつか、自分を吉田先輩に認識してもらいたい。認めてもらいたい。
そんな一心で勉学に励んできたのだ。
カシャ
どこからか、カメラの音が聞こえる。
吉田先輩の顔を撮ってるのだろうか…許せん。
そんなことを考えていると、
「…無断で写真撮るのはよくないと思うよ」
という、撮影者を優しく咎める声が聞こえた。
💛 side
💛「あれ?勇斗、舜太。おまえらも飯?」
いきなりの登場に、店内に黄色い声が響き渡る。
既に注文を終えたようで、美味しそうなパスタが乗ったトレーを持っていた。
🩷「おー。仁ちゃんと柔太朗も居たんだ。…芳賀も。ここ座っていい?」
芳「…お疲れ様です。……どうぞ。てか、さっきどうしたんですか?」
❤️「あぁ、勝手に仁ちゃん撮ってる人が居たから、無断では良くないよって勇ちゃんが声掛けててん。」
💛「え、おれ?」
まさか自分の名前が上がると思わず、目を見開く。
💛「あー…さっき芳賀と柔太朗のやり取りが面白かったから、そっち撮りたかったけど俺が写り込んだパターンだな、それは」
さっきの芳賀の顔とサラリと受け流す柔太朗のやり取りを思い出し、また笑みが零れる。
🩷「無自覚仁人くんかよー。勘弁してくれよ。」
💛「は?なに、どゆこと?」
🤍「こっちの話だから気にしないで。どうせ言ったところで自衛できないしねー。」
💛「…よく分からんがバカにされてる気がするわ」
❤️「仁ちゃん、仕方あらへんよ?ニブちんなのは昔からやもんなー?」
曽野がニコニコしながら頭を撫でてくる。
泣きべそ舜太の癖に…と、ジロリと舜太を見つめると、途端に周りから黄色い声が上がる。
💛「…ッび、くりしたぁ…いきなりなんだよ…」
❤️「黄色い悲鳴やね。反応えぐいわー」
舜太は何やら原因が分かるようでニヤニヤしているが、聞いたところで教えてくれないだろう。
💛「あ、そいえば太智は?」
🩷「あー、そだ。もう少し患者さん居るから、塩レモンパスタ注文しといてって言われたんだったわ。」
💛「あ、そうなん?俺もちょうどコーヒー頼みたかったから注文してくるわ。芳賀、ここで待っててもらっていい?」
芳「はい!僕は構いません。吉田先輩行ってらっしゃい。」
💛「ん。」
3人と一緒だと緊張しちゃうかもしれないしな、と思い、芳賀に一応断りを入れてレジへと向かった。
🩷 side
仁人の後ろ姿をニコニコしながら見つめる芳賀。
🩷「なぁ、芳賀。1つ聞いてもいいか?」
芳「はい、なんでしょう?」
🩷「オマエ、仁人が整形外科医だったとしても総合診療内科選んでたの? 」
芳賀「何言ってんですか。そしたら整形外科を選んでましたよ。」
何となく嫌な予感はしていたが、やっぱりこいつは…
🩷「…なに、仁人狙い?」
芳「…別に特別な関係になりたい訳じゃありませんよ。ただ、吉田先輩に意識してほしかっただけです。」
❤️「ふぅん…」
芳「もし吉田先輩が好意を向けてくれるならそれはそれでめちゃ嬉しいんで…ガンガンアピールさせてもらいます。」
🤍「…よっしーには俺らが居ること知っても、敢えて続けるの?」
芳「…そんなの、最初から知ってましたよ。医大では有名な5人組でしたし。…けど僕、困難な道ほど燃えるタイプなんで。」
残念ながら、仁人が他のやつに靡くことはない。
てか、俺らがいる限りは靡かせない。
❤️「まぁ、精々頑張ってな。勿論、邪魔はさせてもらうけど。…今回みたいに。」
芳「…やっぱり。毎回ランチで吉田先輩が居る場所、よく分かるなぁと思ってたんですよね…そのネットワークに僕も入れてくださいよ」
🩷「入れるかよ!」
ケタケタ笑っていると、塩レモンパスタを持った太智とアイスコーヒーを持った仁人が戻ってきた。
💙「おー、みんなお疲れー!」
🤍「太ちゃんお疲れ。急いで食べないと大分時間ないね、頑張って。」
💙「そやな!急いで食べるわ!俺、芳賀の隣でいいから、吉田さんは俺の隣座り」
芳「え?え?」
💛「お、おぉ」
思わぬ提案に芳賀も仁人も驚いてる。 太智は有無を言わさずドカリと芳賀の横に座り、パスタを食べ始めた。
仁人が遠くなり、明らさまに芳賀のテンションが下がっている。
💛「てか、太智、皆勢揃いなのにびっくりしないのな。芳賀も居るし…全員が揃うなんてすげぇグーゼンじゃね?」
💙「んー?…まぁ、知っとったしな」
…サラリと爆弾発言したな太智。
💛「…ん?」
ほら、仁人明らさまに動揺してんじゃん(笑)
💙「まぁまぁ、吉田さん、この塩レモンパスタうっまいよ!1口食べる?」
💛「え、いいの?」
💙「ええよ。はい!」
当たり前のように、クルクルとパスタを巻いたフォークを仁人の口元に押し付ける。
💛「…ん?」
💙「ん?」
💛「…え?あーん…?」
💙「あーん」
💛「…」
💙「ほら」
仁人が大きくため息をついて、あ、と口を開いてパスタを運ぶ。
仁人覚悟決めたんだな…と、にこにこ眺めていると、
💛「ん…うまい」
とふんわり笑った。
う、わ…!あーん、の恥ずかしさで顔を赤らめつつ笑う仁人はめちゃめちゃ可愛くて…
チラリと柔太朗と舜太を見ると、とろんとした優しい目線を仁人に向けていた。
…かわいいって思ってるの、ダダ漏れてるぞおまえら…
周りからも黄色い悲鳴が上がりまくる。
比較的耐性が付いている我々でさえこのザマだ。
耐性のない人は倒れちゃうんじゃないか…?
そう思い芳賀を見ると、顔を赤らめて項垂れている。
あーあ…ライバル増やしたくないのになぁ…
💛 side
💙「あーー急いで食いすぎた!」
💛「太智、よくあの短時間で食べたなぁ…」
苦しそうに前を歩く太智を見ながら、テイクアウトしたコーヒーをすする。
🩷「そいえば、仁人カフェラテもテイクアウトしてたよね?珍しくね?」
💛「あぁ。これ、芳賀に」
芳「…え?」
💛「…ゆっくり喋れなくてごめんな?また今度話聞くから」
今日はM!LKメンバーが終始わちゃわちゃしていたし周りも騒がしかったからゆっくり話せなかった。
お詫びといっては何だが、カフェラテを渡した。
芳「…ありがとう、ございます。」
💛「ん。」
🤍「…じゃ、俺ら次の診察開始まで少しM!LKの活動のことで話したいから。芳賀くん、またね。」
💛「そうだっけか。じゃあ芳賀、また総診でな。」
そんな約束してたか…?
けどまぁもう少しで院内イベントもあるし話さなければいけないことは山積みだ。
芳賀に背を向け、皆と会議室に向かって歩き始めると、後ろに手を引かれて後退る。
芳「…仁人さん!」
💛「…ッと。芳賀、どした?」
芳「ぼく、諦めませんから。」
いつになく真剣な眼差しの芳賀に驚く。
……そうか、そんなに総合診療科に興味があるのか。
💛「…おぅ。待ってる。頑張れよ」
芳賀 「…!はい!!」
芳賀の顔がぱぁっと明るくなり、小走りで去っていく。
…うん。芳賀みたいな勉強熱心な若手が入ってくれるなら嬉しい。
🩷「仁人さー…多分それ違うから。」
💛「え?なにが違う?」
❤️「まぁええよ…一生噛み合ってほしくないもん」
🤍「噛み合ったところでアイツに勝ち目はないけどね」
💛「…ん?どゆこと?」
💙「気にすな!ほら、時間もないし、はよ会議室行こー」
なんかはぐらかされた気がするけど…まぁ、いいか…?
ギャラリー side
とあるグループ
「やばぁあ、M!LK全員集合とか運良すぎ」
「それなー…はぁ、今日タリー⚫︎来てマジで良かったぁ」
「佐野先生、かっこよかった…」
「塩﨑先生、パスタ頬張ってる姿可愛かった…」
「山中先生、今日も綺麗だった…」
「曽野先生、ニッコニコで可愛かった…」
「けどやっぱさぁ…吉田先生だよね、今日の一番は」
「ねー!なにあの笑顔!あんな可愛いって聞いてないしぃ…」
「ノーマークだった過去の自分悔やむわぁ…」
とあるグループ
「ねぇー、さっきのやり取り見たぁ??」
「見た見た!」
「芳賀先生と王子組バッチバチだったね!」
「姫、全く分かってなかったよねあれは(笑)」
「分かってなかったねー(笑)」
「けど、これからも鈍感な姫でいて欲しいなー」
「はぁ…明日のお昼も一緒になりたい…吉田先生のランチ先、総診の子に教えてもらお」
とあるグループ
「……」
「……あれは可愛いな…」
「な…今まで分からなかったけど、あれはダメだわ。」
「無愛想とのギャップが凄すぎるわ」
「真のツンデレを今日この目で見た…」
「「「…可愛さエグいわ吉 田 仁 人…」」」
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コメント
4件
やっばーーーーーーーい続きとか最高じゃねぇすっかよおおおおおお😭😭まじ最高でした‼️‼️‼️

最近🦑も気になってたので、🦑と💛の絡みも見られて嬉しいです🥰 先輩達の牽制にも動じない🦑良いです!