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二次創作
main : nk
sub : kn
2216文字
度浴びた栄光は
取り返しの付かない事実となる
何が悪いことかと
誰もが思う
次がどんなに苦痛か
誰もわからない
次の行動が
どんな批判を
どんな苦痛を
どれだけ作ってしまうのか
本当に誰にもわからない
そんなどうでもいい思考を繰り広げる
ソファに預けた自分の体に力が入ることはない
床に落ちたスマホからは通知音が何回もなっている
あ、れ……
ほんとう、に、
いやかも……、?
そう思ってしまえばいよいよ視界が暗転し始めた
このままではいけない
わかっていてもやはり体に力が入ることはなかった
撮影スタジオの時計の針は深夜の二時を指している
こんな時間だとわざわざメンバーを呼ぶこともできない
そもそもスマホを手にも持ちたくないのだからどうしようもない
口をポカリと開けたまま天井を見つめていればまたくだらない思考が頭に広がる
怖い
怖い
怖い
前よりも気に入ってもらえなかったら
前よりも批判が増えたら
今の俺じゃ耐えられない
もう見てもらう相手のことしか考えられない
頭に湧いて出てくるような
なんのひねりもないストーリーたちは
もうどこにも発信することはないのだろう
俺が好きなあのささやかなストーリーは誰にも受け止めてもらえないのだろう
ガチャ…..
あ、やっぱり
突如玄関の開く音と声がする
なーかむ、
生きてる?
………..ぜーんぜん……
そっか
なかむのスマホのDiscord開いていい?
いいけど、あれはネタバレになるから…..
わかってる
直接送るね
そうやって耳に心地の良い声が聞こえてくる
視界の端で彼は俺のスマホを手に指をせわしなく動かしている
きんとき…….、?
ん?
なぁに?
……..やっぱりなんでもない
……もう少し待ってね
結局お相手様から電話がかかってきてしまったようで
彼は口元に人差し指を立ててそう言った
……._____?
______…..
..______………
……._____
どうやら俺が体調を崩して、と伝えているらしい
はい
なかむ、
そう言いながら彼はソファに座る俺の前で膝立ちになり手を大きく広げる
むり、…….
そうでた声は
自分でも思った以上に震えている
あら、重症
そういった彼は脱力する俺を無理やり抱えあげてソファに座る
あったかい……..
そう息を吐くように声を出せば彼がしっかりと俺を抱きしめる
ゆっくりでいいよ
疲れちゃうよね
俺を抱きしめる彼は俺のスマホをこちらに向ける
これ見たくないんでしょ?
俺は声を発することもなくスマホから目を背けて拒絶する
ん、わかった
そう言って彼は俺の背中を撫でながら微笑む
ごめんね
彼は小さくそう言った
彼は何も悪くなのに
悪いのは俺なのに
ごめんね
こんなにも大変なことを背負わしてしまって
そういつもと違う甘い声で言う彼の体は暖かい
俺が悪いのに、
過去に壊されるか
過去にすがる以外の選択肢を見いだせないくらい俺がおかしいのに
彼は俺に向かって謝るんだ
なかむ
落ち着いて
俺にすがっていいから
捕まっていいから
落ち着いて
そう言う彼は俺の背中を撫で続けている
そんな彼の首に俺は両腕を回した
きんとき、……
そ、俺をつかんでていいから
大丈夫だからね〜
嬉しそうに俺の背中を撫で続ける彼は言う
疲れるよね
しょうがないよ
それが人の性だから
大丈夫
なかむなら何でもできるよ
身勝手かと思うかもしれないけど
自分のことを信じられない君にはきっと一番大事な言葉だから
俺の言葉を信じて
んなこと言われったてねぇ…….
……..w
もう十分わかってるでしょw
この我慢屋め……..w
彼はクスクスと笑いつつ俺の頬を軽く拭う
頬に伝っていた不快な感覚が消えてすぅっとする
大丈夫だよ
なかむ
きみには一生俺がついているからね
俺の不安をすべて取り除くかのように言われるその言葉たち
俺の胸は
ふんわりと包まれて
心地よい感覚を覚えた
2回目の浮上ですね
前回のお話読んでくださった方々ありがとうがざいます
これはhnakバレているのでしょうかどうなのでしょうか
今回のお話は
nk様が🏨☔の制作後に
Discordをみれない時期があったとおっしゃっていたのがとても頭に残っていてそれで書きたくて書いた感じです
もうがちで自信なくてやばいんですけど
ここではどんな作品でも挙げれる気がします()
てことで
ばぁいばぁい
muremn