コメント
4件
ひゃーーーー😭😭😭 めためたに好きです🥲毎回思うんですけど、恋酔月さんって、ほんとに文才ありすぎて尊敬です🫠💘🫶🏻続きが気になるように赴かせるの、上手すぎてまじで見習う所しかない……🥲 最高な供給、ありがとうございました🤗
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俺を背もたれにして、わなわなと行き場をなくした手が忙しなく動いている。
俺のこと掴んでていいのに。
入学説明会の日、俺はたまたま学校に赴いていた。
その日、在校生は休校日になっていたことをすっかり忘れ、いつも通り、2限目途中頃に登校した俺。
教室に辿り着く前に、人気のなさに思い出した俺は、無駄足だったことに内心イライラしながら再び来た道を辿ろうとしていた。
そんな最中、新1年生が体育館からわらわらと大勢出てきた。
昨年の記憶を思い返せば、これから体操服なんかの採寸に向かうのだろう。
タイミング最悪だろ、と心の中で中指を立てる。
さっさと帰ろうと足早に校門を目指していた時だった。
俺は異世界にでも飛ばされたのかと錯覚する程、美しい光景を目にした___。
俺の視線の先、
本校舎のすぐ側には大きな桜の木が植えられている。
その根元に、ひとり佇む姿を見た。
学ラン姿を見るに、男であることに間違いはないだろうが、憂いを帯びた大きな桜色の瞳に吸い込まれそうになる。
華奢なその姿は一見、ボーイッシュでスタイリッシュな女の子と言われても納得出来る程。
それになにより、一瞬突風が吹き、花弁が散った時、
そのまま桜の花弁に舞って連れ去られてしまうのではないか、と思うほど全てが儚げで妖艶で、それでいて可愛らしさも兼ね備えていた。
俺の中で 守ってあげたい、そう庇護欲が爆発したようだった。
所謂、一目惚れ。
散々今まで一目惚れした、とか言う友達を馬鹿にしてきたけど、実際自分の身に起こるとそれは単純明快なもので、本当に一瞬の出来事だった。
今までのイライラは何処かに消え、帰路途中 電柱にぶつかる程には、さっきの桜の妖精のようなあいつの顔が頭から離れなかった。
「……………ッ⸝⸝」
顔に面している手が温かい。
照れてんのかわい。
耳までほんのり赤いし。
経験あるんかな。
ま、反応的に無さそうやけどw
クソ生意気で、
クソ真面目ちゃんだったしなぁ。
好きな人以外とそういう事は良くないと思います!って感じのw
俺も人の事馬鹿には出来んけど、
実際、
こいつに惚れてから誰ともしていないのは事実。
「ひッ……!」
あ
「触んなッ!変態ッ⸝⸝!」
ミスった…。
先程よりも熱を持ち、触れた部分が更に赤くりんごのように熟れる耳。
視界を隠していた手も振りほどかれ、こいつの視界には一体何が写っているのだろうか。
無論、俺と同じ光景を見ているわけで。
「あっ⸝⸝……わっ……」
分かりやすく あわあわ してんのかわいw
目を覆い隠そうとする両手を掴み阻止する。
「ッ!?」
「保健体育、教えたろか?」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ➼ ❤︎1200↑