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2件
続きが楽しみ!!!!
シェアハウスは大混乱のまま、時間が過ぎていきました。とりあえず、今日は学校を休むことになったどぬく、ヒロ、そしてじゃぱぱの三人。しかし、問題は山積です。
「本当にどうしよう…トイレ…」
どぬくが顔を赤らめて呟きます。今まで男性用のトイレを使っていた彼らが、急に女性用を使うことに抵抗があるのは当然です。ヒロも「制服どうするんだろ…」と心配そう。学生服は男性用しか持っていませんし、サイズも合わなくなってしまいました。じゃぱぱは「体育とか、絶対無理じゃん!」と頭を抱えています。
そんな三人を見て、からぴちメンバーはそれぞれ動き出しました。
「とりあえず、服がないとね。誰か、身長が近い人の服とか…」
のあさんが提案します。しかし、女性用の服を持っているメンバーは当然いません。
「そうだ!ネットで買えばいいんじゃないかな?」
るなちゃんがスマホを片手にひらめきました。すぐにサイズを測り始めますが、慣れない女性の体に悪戦苦闘。
「俺、コンビニ行ってくるわ!なんか、生理用品とかも必要になるかもしれないし…」
気遣いのできるなおきりが、少し恥ずかしそうに言います。シヴァさんも「俺も一緒に行くよ」と立ち上がりました。
「ご飯は俺が作るよ!みんなで元気出さないとね!」
ゆあんくんが明るく声をかけ、キッチンに向かいます。えとさんは、うりりんと一緒に、インターネットで女体化について何か情報がないか探し始めました。
「みんな、ありがとう…」
急な変化に戸惑いながらも、協力してくれる仲間たちの優しさに、どぬく、ヒロ、じゃぱぱの三人は少しだけ安心することができました。