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「…お兄さんって、警察の方ですよね?」
突然 職業を言い当てられ 一瞬 息が止まる思いだった。
だが バレたら終わり 。
隠し通さなければ 。
「… いえ 、そんなことないです。」
「え ~ でも こんな険しい顔したお客さん初めてですよ」
「顔が険しい=警察官なんですね 笑」
「なんかそれっぽいな ~ って 笑」
いけそう 、か … 。
なんの根拠もない ただの憶測だったようだ 。
「なんて 、顔だけじゃないですよ。」
「ぇ 、?」
「見えちゃったんです 。 お客さんの荷物の中に 警察手帳が入ってるの。」
ミスだ 。 完全なる俺のミス 。
「あぁ 、そうでしたか 、」
「すみません 隠そうとして 。」
「職業柄 あまり知られたくないので 。」
「いえいえ 、こちらこそ申し訳ないです 。」
話せば話すほど ここの店のなにが問題なのか
さっぱり分からない 。
「終わりましたよ ~ お疲れ様です」
「ありがとうございます 、肩が楽になりました、笑」
「それは良かったです ! お仕事頑張ってくださいね っ」
そう言って また 人懐っこい笑顔を見せた 。
警察官だということがばれた、
これは 潜入捜査する身としては
致命的と言ってもいいほどの傷。
先輩に 報告しなければ 、
「じゃあ また … 」
「はい ! また是非 来てくださいね ~ !」
「じゃあ また …」
赤い髪の 警察官 。
きっと 彼は 潜入捜査官 。
「はい ! また是非 来てくださいね ~ !」
ぱたん 、と閉まった扉 。
「 はぁぁ っ … ♡♡ なにあの人 、♡」
「クール系って感じかな ~ ♡」
「どんな可愛い声で鳴いてくれるのかなぁ…っ♡♡」
「早く堕としたい … っ♡♡」
「ぁは 、 ッ ♡♡ 考えただけでぞくぞくしちゃう…♡」
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