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「行くぞ!セイン。」
いざ、王宮に出発だ!
「ここが王城ですか?父上。とてもおっきいです。」
「そうだ。ここが王城だ。セインはこれから王城に入って、応接室にとうされるから失礼の内容にな。」
「はい。わかりました。」
「証明書をお出しください。」
へー。本当の貴族か証明書がいるんだな。
「確認できました。お入りください。」
「ありがとう。」
「お待ちしておりました。マートサンス公爵様。セイン様を応接室に案内させていただきます。メイドのサキです。」
「よろしくお願いします。」
「じゃあ、待っているぞセイン。」
「では、セイン様は私についてきてください。」
「はい。」
前世は何回も王城に行ったことがあるがやはり王城は大きく広いものだな。
「ここが応接室になります。セイン様は今から陛下の謁見がありますので、呼ばれるまで待っていてください。」
「陛下の謁見?えーーっ!」
「セイン様、入る準備をお願いします。」
「分かったよ。」
「皆、表をあげよ。」
バッ!
「今回、活躍したマートサンス侯爵の息子、セインダスト・マートサンスに褒美を与えたいと思うが異論はないか。」
「お、お待ちください陛下。」
「なんだ。ブルーク公爵殿。」
「まだ5歳の子供に褒美を与えるのはどうかと思います。」
「そうかもしれんがそなたは『オーガ』50体を一人で倒せるのかね。」
「そ、それは無理ですが。」
「誰もできぬから褒美をやるのだ。分かったら下がれ。」
「申し訳ございません。」
「セインよ。そなたには王女殿下と、ハプブルク公爵令嬢を助けたこと、『オーガ』50体の単独討伐にあたり騎士爵を与える。」
「ありがたき幸せ。」
「うむ。それでは以上で終わりだ。」
「セイン様。応接室へ案内いたします。」
「ありがとう。」
「本当にセインは強すぎる。」
「そ、そんなことはありません。」
「団長クラスでも『オーガ』50体を単独討伐はできないと思うのだが。」
「失礼するよ。」
「「陛下!」」
「公式の場ではない。座りなさい。」
「ハプブルク公爵までいるでわないか。」
「セイン殿。今回は娘を助けてくれてありがとう。」
「私からも礼を言われてもらおう。本当にありがとう。」
「「顔をあげてください。」」
「これは一人の親としての礼だ。本当にありがとう。」
「いえ、人を助けることは当たり前のことですので。」
「その当たり前をやる人は少ないのだよ。」
「そして、マートサンス公爵殿のお話とは。先に聞かせてもらおう。」
「実は、セインのステータスがおかしいのです。」
「どういうことだ?」
「強すぎるのです。以上なほどに。」
「セイン殿。ステータスを見せてくれるかな。」
「はい。『ステータスオープン』」
______________________________
名前:セインダスト・マートサンス 5歳
称号:公爵家の三男 魔剣士 努力家 オーガの天敵 騎士爵
ステータス
レベル:15
体力:950/950
魔力:950/950
物理攻撃力:480
魔法攻撃力:480
物理防御力:690
魔法防御力:690
知力:730
素早さ:520
運力:500
一般スキル
剣術:6 魔力操作:8 火魔法:6 水魔法:4 風魔法:4
氷魔法:3 雷魔法:4 闇魔法:3 光魔法:5 無魔法:7
空間魔法:4 付与魔法:4 索敵:5 鑑定:5 弓術:3
刀術:3 アイテムボックス:4 体術:3 身体強化:3
固有スキル
魔剣士:4 魔剣術:3 魔法創造:3 スキル創造:4
______________________________
「なんだと。」
「セイン。前に見せたときより上がってないか。」
「はい。毎日練習していますので。」
「それで称号に『努力家』があるのか。」
「『オーガの天敵』とはなんだ。」
「えーと、『オーガ』に対して攻撃力と防御力が向上するみたいです。」
「そういえば、魔剣士とはなんなのだ。セイン。」
「えっ!魔剣士いないんですか。」
「魔剣士など神話にしか出てこない。」
「神話でも情報量が少なくほぼ何もわからないと言っていいほどなんだよ。セイン殿。それにしてもおかしいな。セイン殿。我ら王族ですら知らない魔剣士をどうして知っているのだ。」
「それは。」
「答えれないかね。」
「そういう訳ではないんですけど。」
「話してみなさい。セイン。」
「はい。実は僕、転生して今して。」
「「「えっーーっ!」」」
「私の息子に変わりはないよな!」
「はい。父上の息子ということに変わりはありません。」
「なぜ転生したのかね。」
「前世で最強と言われ、ゆっくりできなくて、スローライフを送りたいと思い、それで空間魔法を使って転生しました。」
「にしては目立つことをしているのではないか。」
「そ、それは。助けれる人がいるのにか助けないのは気が引けて、悩んだ末にバレてもいいから助けようと思いまして、助けに行きました。」
「本当に優しいな。セイン殿は。」
「うむ。できるだけ内密にしておこう。セイン殿の性格の問題で広まるのは確定だがな。」
「セイン、前世は何年前かわかるか。」
「それがわからなくて。歴史書を見ても載っていなくて。」
「前世の名前はなんだ。」
「セインです。」
「一緒だったんだな。」
「魔剣士だったのか。」
「はい。無敗の魔剣士と呼ばれ、最後には『ブラックドラゴン』を倒して転生しました。」
「それって神話のセインではないのか。」
「えっ。」
「最後は相打ちになって死んだとされているが転生して姿を消したと考えるとそれしかないような気がするが。」
「神話の時代って何年前ですか。」
「およそ1億年前とされている。」
「えっ!えっーーっ ‼︎」