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渚視点
今日の暗殺も失敗だった
??「残念ですねぇ
今日も命中弾ゼロです
数に頼る戦術は個々の思考をおろそかにする
目線 銃口の向き 指の動き
一人一人が単純すぎます」
渚「………」
何も…言えなかった
??「もっと工夫しましょう。でないと…
最高時速マッハ20の先生は殺せませんよ」
前原「本当に全部よけてんのかよ先生!
どう見てもこれただのBB弾だろ?
当たってんのにガマンしてるだけじゃねーの?!」
前原くんがそう言うと他のみんなもそうだそうだと言い始める
??「…では弾をこめて渡しなさい」
先生は弾のこめられた銃を自分の腕に突き付けた
??「言ったでしょうこの弾は君達にとっては無害ですが…」
パン,という音が響くと先生の触手がドブチュッ,音を立てて吹き飛び地面へ落ちてビチビチと跳ねている
??「先生の細胞を豆腐のように破壊できる
ああ,もちろん数秒あれば再生しますが
だが君達も目に入ると危ない
先生を殺す以外の目的で室内での発泡はしないように
殺せるといいですねぇ 卒業までに」
先生の顔が緑のしましまになった
??「あと,今日は転校生が来ています!
それも7人も!」
先生は元の顔色に戻ってそう言った
E組「それ今言うか???!!!!!!
後転校生多いな!?」
??「先生も思いました!
それでは入って来てください!」
ガララ…
最初に入って来たのは水色髪の…とても可愛い子だった
皆の目線が彼女に向き息を呑む
雫「えっと…七瀬雫です!
好きな人は中也さんです!」
中也さん誰?!
『し,雫…皆中也さん知らないから…コホッ
分からないよ…?』
次に入って来たのは七瀬さんよりも小さな女の子だった
この子もとても可愛く皆はまた息を呑む
『ボクはルイス・キャロル…コホッ
よろしゲホッゴホッグエッオエッゴフッ(吐血)』
えっ?!血を吐いた!?
ていうかキャロルって…
??「にゅや!?キャロルさん大丈夫ですか!?」
?「キャロル!」
黒髪で毛先が白い男の子が勢いよく入って来てキャロルさんに駆け寄り背中をさする
『芥川さん…ケホッ』
どうやら彼は芥川というらしい
『ボクを心配する前に自己紹介しなきゃ…ケホッ
皆困って…ゴホッ』
芥川「僕(やつがれ)の紹介は良いだろう
それよりお前の方が先だ」
やつがれ…?
『駄目だよ…ゴホッ
じゃなきゃお兄ちゃんと2人きりで(不思議の国に)閉じ込めるよ…ゲホッ』
お兄ちゃんという人が誰か分からないけど芥川さんはそれを聞いて顔を顰めた
芥川「何故僕(やつがれ)が人虎と…!
お断りだ!」
?「僕だって嫌だよ!」
E組「(また人が入って来た!)」
?「あ,僕は中島敦
これから宜しくね!
こっちの感じが悪い奴は芥川龍之介」
芥川「勝手に人を紹介するな人虎!」
敦「お前がしてないのが悪いんだろ!」
『お,お二人共…其れ以上は…』
雫「ちょ,ここで暴れたら不味いよ…!」
芥川「止めるな…!」
いや止めるでしょ?!
するとキャロルさんの纏う雰囲気が変わった
『お前達』
新双黒「(ビクッ)」
雫「あちゃー…女王様を怒らせちゃった…(ボソッ)」
?女王様って…?
『あんまり騒ぐと…“うっかり”お前達の首を刎ねてしまうよ?』
え…首を…刎ね…っ?!
新双黒「申し訳ございませんでした」
えええ…?!
『…あ,(ハートの女王)出ちゃってた…?コホッ』
敦「うん…ガッツリね…(ガタガタ)」
??「今のは?」
?「キャロルは多重人格者なのよ
だから偶にだけど出ちゃうの
あ,私はスカーレット・アメリア
宜しくね」
スカーレットさん…
なんでフードしてるんだろう
それにキャロルさん…人格者なんだ
寺坂「けっ,どうせ嘘だろ」
『あ”?ねぇ君可笑しい奴等が集う場所に飛ばしてあげようか?』
芥川「落ち着けジャック・ハート…
キャロルは本当の人格者だ
キャロルが豹変したら嗚呼,変わったんだなとでも思っていろ」
なんだかキャロルさん大変そうだな…
スカーレット「メアリー?何時迄も其処に居る気?
早く入って来なさい?」
メアリー?「…はぁい
私はメアリー・アメリア」
アメリア…という事はスカーレットさんの姉妹?
メアリー「スカーレット姉さんの妹
宜しくはしない」
スカーレット「こら,メアリー!」
宜しくしないってはっきり言った?!
『メアリーさん…こういうのは苦手だったもんね…ゲホッ』
雫「私達の紹介が濃い所為で銀ちゃんが入りにくそうだよ」
銀?あ,最後の転校生かな?
銀「初めまして」
そう言いながら入って来たのは撫子という言葉が似合う人だった
銀「芥川銀です
宜しくお願いします」
芥川って事は…芥川さんの妹?
なんとも濃い人達が転校して来たな…