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続きです
永久 「、、、インターンか、、」
永久は二回目のインターンについて悩んでいた。
保留という二文字。だが公安に嫌われては講習を受けに行くのはプライドが許せない。
どうしてあいつらの好き嫌いで自分がもっと疲れないといけないのか、
永久 「インターン、、危険性とかでたぶん雄英は行くのを反対する教師もいるだろうしね、、」
あ、ちなみに今は授業中だが永久はサボっています。
永久 「ベストジーニストのとこは~、、多分あいつは受け入れてくれないな、」
一方そのころ、1‐Aではインターンには行けるものの、
雄英が安全だと判断したところにしか行けない的な話がされていた。
中庭の片隅、陽だまりのなかで永久は冷たいアスファルトに直接座り込んでいた。
膝の上には、どこから紛れ込んだのか一匹の三毛猫が丸まっている。
永久の指先から微かに出る冷気が心地よいのか、猫は喉を「ゴロゴロ」と鳴らして目を細めていた。
永久 「いいよね、あんたは。インターンなんてクソみたいな悩み、プログラムされてないでしょ」
永久は猫の耳を無造作に撫でながら、自分の「保留」というステータスに思いを馳せる。
公安という巨大なシステムが、一人の高校生の私情を「危険因子」として弾こうとしている。
永久 「大人の機嫌一つで、私の出力先が決まるなんて非効率すぎる。いっそ、全部凍らせてから選ばせてあげようか」
そんな物騒な独り言をこぼしていた時、1限目の終了を告げるチャイムが遠くで鳴り響いた。
校舎の窓からは、インターンの条件――「安全が確保された事務所のみ」という制約に
一喜一憂するA組の騒がしい気配が漏れ聞こえてくる。だが、ここには誰も来ない。はずだった。
不意に頭上から降ってきた低い声に、永久は顔を上げることなく、猫を撫でる手を止めた。
永久 「心操人使。普通科からヒーロー科への編入、まだ調整中だったよね。
あんたこそ、貴重な10分休憩をこんな場所で浪費していいの?」
そこには、紫の髪を逆立てた心操が、気だるげに立っていた。
彼は永久の隣にしゃがみ込むと、彼女の膝の上でくつろぐ猫をじっと見つめる。
心操 「浪費じゃない。静かな場所を探してたら、ここに行き着いただけだ。
1-Aの連中は、今はインターンの話で持ち切りだろ。うるさいんだ、」
永久はようやく心操の方を向き、そのクマの濃い瞳を射抜くように見つめた。
永久 「インターンなんて、ただの『看板の貸し借り』でしょ。
誰の下で動くかなんて、私にはどうでもいい。ただ、
私が私であることを否定するような場所には、一秒だっていたくない」
心操はその言葉を聞き、わずかに口角を上げた。
心操 「相変わらず、尖ってるね。君の言う通りだよ。でも、
その『看板』がないと、俺たちは土俵にすら立てない。
君みたいに、一人で世界を凍らせる力がある奴には、分からないかもしれないけど」
永久 「分かろうとも思わない。、、でも」
永久は膝の猫を優しく地面に下ろすと、立ち上がりながら、心操の胸元を指先で軽く突いた。
永久 「あんたのその、洗脳の個性、使い方次第じゃ、
公安の連中の脳みそを丸ごと書き換えられるかもね。もし本気でやるなら、その時は私の冷気、貸してあげてもいいよ」
心操 「それ、勧誘? それとも共謀?」
永久 「ただの、暇つぶしの提案。、、あ、もう休憩終わるよ。」
永久は心操に背を向け、校舎へと歩き出す。 その背中からは、
先ほど猫と戯れていた時の微かな温もりなど、最初からなかったかのような絶対零度の殺気が再び立ち昇っていた。
心操は、彼女が去った後の冷え切った空気を肺に吸い込み、小さく息を吐いた。
心操 「、、敵愛永久。洗脳が一切通じなかった。
、、、ははっ、、君と敵対する未来だけは、計算に入れたくないな」
そう、永久はずっと冷気で自分の体に刺激を与え続けていたのだ。
洗脳にかかって、正直に自分のすべてをさらけ出さないように。
心操 「、、何か、隠しているのか?」
はい、どうでしたか。
1756文字。
終わります。
コメント
8件
なるほど洗脳にかからないためか。賢いな。まぁそのことは置いといて猫と戯れてるの可愛い!続き楽しみです♪
洗脳にかからない永久ちゃん素敵!心操君と永久ちゃん、相性いいのかなぁ…?と思ったけど、絶対零度とか、味方を巻き込みそうやな…チームプレイとか苦手な可能性あるか…協調性とかも考えて。 後、どうしたあいつらのとこ、どうしてかな…? 続き楽しみ!
意外とこの2人相性良いのか……? 今回も良かったよ!続き楽しみにしとるねー! けど無理はせんでね!