テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
運命は変えられない。
もし変えることが出来るのなら、こんなに死にたい気持ちにはならなかった。
気がついた時には目の前はまるで、混沌とした訳の分からない赤だった。
「は?」
この言葉しか出なかった。
訳が分からなかった。
どうすれば良いのかも分からなかった。
これが現実なのかも分からないぐらい信じられなかった。
でも一つだけ分かったことがある。
それは
どうして運命は決まっているのだろうか。
未来はどうして変えられないのか。
一瞬そう考えてしまった。
でも、運命は変えることは出来ない。
何時間たっただろうか。後々警察が来て、家族も来て、僕を家に連れ帰った。
人身事故という事になったらしく、トラック運転手は免許取り消しになったと言う。
その次の日、またその次の日、そしてまた次の日
刺激も無く、楽しくない日々が続いた。
自殺をしようも、屋上が立ち入り禁止になってしまい、飛び降りが出来ないのである。
そんなある日、ゲームセンターに行こうと思った。
何時ものように音ゲーをしていた。ただ長々とプレイしていた。
ただそれだけなのに、彼女が居るような気持ちになる。
(もし彼女がもし居てくれたら。)
(もし彼女が生き返ってくれるなら。)
そんな意味の無いことを、まるで運命に逆らうように。
267
1,162
玲奈
130
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!