久しぶりに仕事が早く終わったから
彼女に電話した。
「仕事早よ終わったし、会えへん?」
『私ももうすぐ終わるから、終わったら行くね』
その言葉に心が跳ねた。
なかなか時間が作れなくて、会えなかった分
今日は楽しもう。美味しいご飯作って
一緒に食べて・・・。
ちなみに明日は休み。俺もオフ。
何て良いタイミング。
泊まってくれたら嬉しいけど
俺から泊まって行けばとは言わない。
と言うか、今更だけど恥ずかしくて言えない。
ご飯の用意が出来たと思ったら、匂いを辿って
来たかのように彼女が来た。
ご飯の後は、コーヒーを飲んで帰る。
これがいつものパターン。
でも、今日は何か違った。
玄関先で俺の服の裾を握って『明日、休みだよ』
「うん。そうやな」『こーじはオフ?仕事?』
「オフやけど、何で?」
『帰りたくない。泊まってもいい?』
そう言われた瞬間、彼女を引き寄せ抱きしめていた。
「泊まるって言う事の意味わかってる?どうなっても知らんで」
『うん。こーじと一緒にいたい』
そう言って目を閉じる彼女に優しくキスをした。
その後の事は想像通りである。
甘く、時には激しい夜だった。






