コメント
2件
コメント遅くなっちゃいました! まさかの騎士Xがライバル!?しかも強そう... 続き楽しみにしてます!!
玲流side
“Sparkle”
ここで優勝すると全国的なアイドルとして認められる。そして…確実に知名度も上がる。
何が言いたいかって?…一番星に近づくための最高の道になるってこと。
そして…この大会に出れるということはそれだけ自分達が認められているということ
「書類の方はどうなってますか?」
とても嬉しそうでノリ気なこえを見てふと口角が緩む。
『すでにある程度書いてあるよ。ほぼ経歴を書くだけだからね。提出期限は明日まで。』
こえなら、うちらの考えぐらい分かるよな?
「喜んで出ます。トロフィーに私達の名前、刻ませてください。」
それを聞いた瞬間こえちゃんがすぐに答える。
…かっこええこと言うやん
『分かったじゃあメンバー紹介だけお願いしていい?』
こういう時の定型、
「名前、担当カラー、奇跡の何か…だけ書いていただければ♪」
こえちゃんがいつも通りのテンションで言う。出場させてもらえる、書類も書いてもらってるという事実が本当に嬉しいのが声から滲み出る
『…それだけで良い?』
副社長が心配するのも無理はない。そりゃあこういう書類にはそれぞれ自己紹介、自己アピールをするもんだから
「はい。説明はしなくても…私達ならいけると思うので」
うちらの謎の確信。このメンバーだからいけるという信頼。それゆえの最低限。まああとは…見て分かれってことやね。
『…wわかった。こっちで提出しておくね』
彼女が言い終わってすぐに通話が切れる
…
「「「「「…Sparkleで優勝⁈」」」」」
「やばいよちむあんなかっこつけたけどむりむりむりっ!!!!」
「いや、れるらならいける!なんとかなる!どうにかなるんよとりあえず!」
「やばい最近肌荒れひどいからまずい…」
「…模擬試験的な感じってことだよね?」
「こったん本当のSparkle出るんだよ??」
「ごめん私夢の中みたい」
「こたここ現実だから!!」
一気にメンバーが騒がしくなる。それもそのはず…Sparkleで優勝するということはトップアイドルになることとほぼイコール。あのいれいすですら同率一位がい た。そして…
「今年はSTPRから騎士Xも出るって聞いたけど…」
くにのが恐る恐る言う
そう、2.5次元を中心とする事務所同士、仲が良いのは事実だがバチバチライバル関係。しかも騎士Xはうちらより約二年先輩のグループ。実力も人気も…追いついてきたは良いけどまだまだや。そんな相手より会場を盛り上げるなんて…
「いれいすと同率のトップアイドル…だよね」
ゆうちゃんが少し落ち着かない様子で言う
優勝してもらうというのはつまり騎士Xを越すということ。うちらが活動で競争なんて柄じゃないけど、リスナーのためにも仲間のためにも何がなんでも優勝したる。
「…ええわ、曲では負けへんで」
NOside
「今年すたぽら出そうだね」
真剣な面持ちでスマホを見るピンクの髪を下ろしている女の子
「へぇ、面白くなりそう」
黒髪の中に少し混じる緑髪。ポニーテールが揺れると同時にクスッと笑う
「いや危機感…w」
どこか張り詰めた表情。綺麗なセミロング白髪を結びながら言う
「すたぽら出るかもって年に社長はなんで優勝してとか言うかなぁ…まあ勝つけど」
少し濁った赤の長い髪を揺らす。少し不機嫌そうだが…生気に満ちた目だった。
??side
現在トップのアイドルグループがどちらも優勝目標で挑む今年のSparkle。絶対に話題にもなるしリスナーも盛り上がる。それ関連の揉め事はないね。どっちも民度良いしね。
…最高のパフォーマンスをしなければいけないというプレッシャーを、みんなはどうするかな。
さ、
「私も一肌脱ぎますか!」
キラキラアイドルだけどかっこよさと実力も界隈トップレベルのすたぽら。
かっこよく尖っている俺様系のような人達だけど可愛い一面もある騎士X。
真逆のグループが盛り上げる界隈を見てみようかな♪
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
まず先に謝罪いたします。STPR様、騎士X様地雷の方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。知らなくても楽しめるストーリーとなっておりますのでそこはご安心ください。
さあSparkleは少しずつ始まっていきますよ!
それでは!また次回!