車が停止したことを再度確認して降りると、目の前には目的地である、町があった。
今回の依頼は、町の近くで弱いが、斑獣が発生したから、掃除して欲しいとのことだった。
そこまで、難易度が高い依頼ではないが、入ったばかりの新人一人とサポーターで行かせるには心配とのことで僕も一緒に行くことになった。
エンジンいわく、基本的には、そばで見ていて、危険だと感じたらルドの手助けをするというのが、僕の仕事らしい。
本当は、僕じゃなく、アクタ所属のメンバーが行くべきなのだが、依頼が入ってしまっていて、同行できないそうだ。
ルド ピンチになった時はよろしく頼む。
タムジー うん。任せて。
ルドを見ていた感じ、そこまで苦戦はしていないようで、安心していた。
これは、僕が手を下すまででもないかな。
そう思っていると、敵の動きを読めなかったのか、ルドが敵の攻撃に当たりそうになった。
間一髪。ギリギリのところで防いだものの、攻撃がルドにかすってしまったかもしれない。
タムジー ルド!大丈夫か!?
とりあえず、早く倒して、ルドの傷をみないと。
タムジー ルド!?
かなり、動揺している状態だ。
とりあえず、早く掃除屋に戻ってエイシアに診せないと。
コメント
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過保護!それがまた良いのじゃ! 親みたい… むふふ、栄養補給になりますのぉ。全部読みつつありますけど、話が神なのですよ! 僕よりも圧倒的にうまい…。 当たり前か!こんな神作を作れる人なんて…何人おる?