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*もちもち丸*
108
#CR
兎ゞ亜 @はじめたばかり
1,362
trkr
勇者×魔王パロ
日常組様の動画「茶番しかない勇者の冒険」の続きみたいな感じです
この話にはBL要素が含まれるので苦手な方はご注意下さい
今回R15くらい?
kr・・・「」
tr・・・『』
・ ・ ・
kr side
「後でちゃんと、話してね」
トラゾーの返事もロクに聞かないまま、俺はそいつらに向かって走り出した。
なんだろう。
身体が、変な感じがする。
思考も、視界も、黒く塗り潰されていくような。
刹那、俺とあいつらの間に人の気配を感じた。
誰かわからないけど、じゃまだ。俺は、ころさなきゃ。あいつらを、◼️◼️◼️のために。
◼️◼️◼️?だれ?おれは、な◼️のために?
もう、◼️かんな◼️よ…。
でも、ころ◼️なきゃい◼️ないことはお◼️えてる。やっ◼️◼️、◼️ろさ◼️◼️◼️、◼️◼️◼️な◼️ゃ、◼️◼️◼️◼️き◼️、こ◼️◼️◼️◼️◼️
◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️____。
たすけて__。
tr side
「後でちゃんと、話してね」
そう言ったクロノアさんは、明らかにおかしかった。禍々しいオーラのようなものを纏っていて、目にはハイライトがなかった。
そう、まるで人殺しでもしそうな…。
あれ?クロノアさんあいつらに向かって走ってったけどかなりまずくない?
俺は咄嗟にクロノアさんとあいつらの間に入って、クロノアさんからあいつらを守る形をとった。
『っぶな…』
魔法の勉強しといてよかった。
俺もあいつらは嫌いだけど、クロノアさんの、ずっと勇者を追い返していたこの優しい魔王の、手を汚すわけにはいかなかった。
気づけばクロノアさんは、地面に倒れていた。
とりあえず、クロノアさんを起こすためにもあいつらを帰さないといけない。
『帰ってくれますか…?』
“はっ、はい!”
思ったより、従順に頷いてくれた。死にたくない、早く戻りたいという願望が表情に出ていた。そりゃあさっきの見たら死ぬかもって思うよね。俺も正直、死んだと思ったもん。
いそいそと帰りだす彼らを横目に、俺はクロノアさんを抱えて魔王城の中に入った。
・ ・ ・
あれから2週間が経った。
俺はクロノアさんの側にずっとついているが、未だ目を覚さない。
クロノアさんがいないだけで魔王城はだだっ広く感じた。俺が来る前のクロノアさんはこんな感じだったのか。
見れば見るほど綺麗な顔してんな…。好きになったからそういうフィルターがついてるのかもしれないが。勇気が出ないだけですぐ告白したい。すぐに俺の物になって欲しい。いつかはぐちゃぐちゃにしたい。
ずっと見ているとそんな良くない心が湧いてきて。
クロノアさんと俺の唇をそっと近づけた。
彼の唇に触れた瞬間、はっと我に返った。仰け反るようにして彼から離れた。
俺って最低だ。一方的に好きになって、告白する勇気もなくて、相手が知らない時にキスをして。
でも、諦められない。
『クロノアさん、好きです…』
消え入りそうな声でそう言った。俺が伝えたい人は聞いていないだろうと。
俯いていた頭を上げて彼の方を見た。
彼と目が合った。
目が合った。確かに合った。起きてる?目、覚めてる?
いつから目が覚めていたのだろう。キスしたとこから?好きって言ったとこから?それとももっと前?
恥ずかしいやら嬉しいやらで感情がぐちゃぐちゃになった。
kr side
なんだろう。不思議な感覚がする。これは…、俺の唇?何かが触れている。以前のことを全く覚えていないものだから、目を開けるのが怖くて瞑ったままにした。
『クロノアさん、好きです…』
消えてしまいそうな小さな声でそう聞こえた。
あれは、トラゾーだ。俺の大事な存在。
トラゾーが側にいると分かっただけで勇気が出てきて目を開けた。
瞬間、トラゾーと目が合った。
驚いたような、安堵したような表情をしていたトラゾーにこう言った。
「おはよう、トラゾー」
『おはようございます、クロノアさん』
コメント
1件
あああ第3話やばすぎた😭💕 トラゾーの「手を汚させたくない」って気持ちがもう切なくて…!クロノアさんが目覚めた後の「おはよう、トラゾー」が優しすぎて/// キス&告白バレからのオハヨウの破壊力やばくない?!続きが気になりすぎて夜しか眠れない…!!続編待ってます藍乃さん🔥✨