テラーノベル
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みなさんは自分自身との解釈違いってあります?
俺はなうで解釈違いです。
キュートアグレッションのグロいバージョン
わりとりょな
俺の書くむつシャオはシャオの方が愛重なシャオ受けです
mt-視点
俺はシャオさんと付き合っている。
元々俺の片思いだった。告白したら驚きつつも嬉しそうに受け入れてくれた。
シャオさんは可愛い。とてつもなく可愛い。
動きに合わせて揺れる肩までの茶髪。大きいキラキラの目。笑うと浮かぶえくぼ。同時に見える小さな八重歯。良く言えば痩せ型の細小さい華奢な身体。しなやかな四肢。真っ白な肌。楽天的で煽るのが好きだけど、努力家で完璧主義。成長も呑み込みも早い。我々だの動画ではよく心無い行動もするけど素は優しくてそのギャップが心から愛しい。
でも最近おかしなことを考えたりする。
あの茶髪を掴み上げてむしりとりたい。綺麗な目を抉り取って食べたい。歯を折ってコレクションしたい。抱きすくめて全身の骨を折ってしまいたい。白い肌を切り裂いて白と赤のコントラストを楽しみたい。細い首をギリギリ締めあげて声帯を潰してしまいたい。お腹を裂いて曝け出た内臓を写真に撮りたい。爪を削いで、真っ赤な指先を潰したい。舌やまぶたに俺の名前の入れ墨を彫りたい。気持ち悪くなって吐いてしまうまで犯して俺の存在を刻み付けたい。あの女の子のような可愛らしい顔をぐっちゃぐちゃにして泣き崩れる姿が見たい。
俺は異常者なのかもしれない。
確かにグロいのが特別苦手とかではない。でも好きでもないし、好きな人を傷つけたところでなんの意味も無いことくらいわかってる。スプラッターやカニバリズムにも興味はないし気持ち悪い。でも相手がシャオさんなら全部意味があるように見えて、全部興奮できて、そんな俺が怖くてたまらない。
好きで好きで、気持ちが抑えられない。一度顔を出した欲に蓋を出すことは難しい。絶対にできないことだとわかっているのに、俺の理性だってプラトニックで甘い恋愛がしたいと言っているのに。欲望はそれをわかってくれない。
恋人がこんなことを考えているなんて絶対にばれないようにしないと。嫌われたくない。
『あ゛ぁッ…へぇえ゛…♡』
……、?何があった?
目の前では痣だらけで小指が折れ、涙やよだれ、白濁液や吐瀉物で身体を汚した全裸のシャオさんがいる。
慌てて身体を拭き、指を冷やし、服を着せ、毛布を膝にかけ、温かいお茶を渡す。
何があったのか覚えてない。だがなんだかとても楽しかったような。
「しゃ、しゃおさっ…ごめんなさい、覚えてなくて…僕のせい…?」
きょとんと俺を見たシャオさんは目を細めて笑った。まるで俺のしたであろうことを許してくれるような。優しく包み込んでくれるような。そんな笑みだった。
『…覚えてないのか。すごく楽しそうで気持ちよさそうでしたよ。俺の身体でそんなに楽しんでくれたんだって、嬉しかった』
その言葉ですべてを察した。
俺は俺の欲望を抑えることができなかったんだ。
大切なシャオさんを傷つけてしまった。大好きなシャオさんを壊してしまった。
「ご、ごめっなさっ…僕っ…こんなにしといて許されないけど、ぼく、しゃおさんに嫌われたくないっ…!」
『……、嫌うわけないじゃないですか。僕もちゃんといいよって言ったんですよ』
口を開いたかと思えば、いつも通りの彼だった。少しだけ眉を下げて、でも天真爛漫な笑顔。申し訳なさそうにも見えた。罪悪感で押し潰されそうになる。申し訳ないのはこっちなのに。謝るべきはこっちなのに。だけどその顔も死ぬほど可愛い。
『これからもやりたくなったらなんでも言ってください。ほら、僕丈夫ですし。死ぬのはさすがに嫌ですけど…でも死なない程度ならなんでもやってあげますよ』
好きだから。薄い唇から漏れたその言葉は、俺を縛り付けるにはこれ以上なく効果的だった。
もう二度とシャオさんから離れられないんだろうな。もとから離れる気なんてゼロではあるけど。
可愛い可愛い俺の彼女。宇宙一大切にしたい恋人。
『すっきりしましたか?』
「おかげさまで」
sho視点
はーっ、むつーさん可愛いッ♡ほんっとーに可愛い♡
世界で一番だーいすき、なんであんなに可愛くかっこよく生まれてきてくれたの、最っ高やん!
優しくて可愛くてかっこよくて、誰よりも素敵。むつーさんは俺のために生まれてきて、俺はむつーさんのために生まれてきたんやろうなって思えるほど大好き♡
いーっぱいストーカーした。だからむつーさんのことはなんでも知ってる。むつーさんの知ってるむつーさんも、むつーさんが知らないむつーさんも。いつか結婚指輪をはめてあげたいから、薬指の太さもちゃんと測ってある。
突然告白された時はびっくりした。でも嬉しかった。これでもっといろんなむつーさんを知れる。
付き合ってからもストーカーを続けた。だって俺もう恋人やもん、犯罪ちゃうやろ?
むつーさんのスマホをこっそり開いたら、ダークウェブの拷問動画ばっかりだった。
びっくりしたけど、俺を殴るむつーさんを想像したら案外興奮したのでモーマンタイ。俺ってマゾやったんやね。
いざやられたら思った通り気持ちよかった。痛いのに、気持ちよかった。
首絞められて殴られて踏まれて慣らさずに挿入されて吐かされて骨を折られても不思議なことに気持ち良かった。
終わった後のむつーさんは本気で申し訳なさそうに謝ってきた。「ごめん、嫌わないで」だって。
可愛かった。俺を犯すむつーさんはオオカミのようだったのに、謝ってくるむつーさんは子犬のようで。
むつーさんの良心や罪悪感に付け込んで俺から離れられなくしたい。
だって完璧なむつーさんには俺しか似合わんもん。ちゃんと付き合う前からそのイメトレはしてたから俺も完璧な彼女になれてるはず。
『…んふー…♡ずーっと愛してますよむつーさん…♡』
解釈違いも甚だしい。
いやーあの、俺りょなが好きなんですよ。
んで萌えには「欲望的な萌え」と「理性的な萌え」があると思うんですよね。
むつシャオりょな書いてみたはいいものの欲望的な萌えでは「りょなだ!やったー!」ってなってるけど理性的な萌えでは「むつーさんはシャオちゃんにこんなことしないしこれ別にむつシャオである必要ないな」ってなって…。
「理性と下半身は別物」の意味がわかった…。
まぁでも欲望ちゃんは喜んでるんでとりあえず投稿するわ。
コメント
10件
今りょなという言葉をはじめて知った そしてりょなが何かもはじめて知った こんなに素晴らしいものなんだね…(死)
わ〜〜〜〜最高〜〜〜〜〜〜 死ぬ死ぬ りょなって美味しいんだね いつもありがとうな
➹ むつーさん ⋯‼️‼️ 僕の 最推しが ドS 感⋯‼️ しんでくるわ