孤児のキズナ

孤児（私達）のキズナ

また唇を交わすことは難しかった

18の私達ならシテも可笑しくないのに

『なァ』

「なに？」

『墓参り行って集会しよーぜ』

「うン」

私達は無意識に手を繋いだ

確か、真一郎サン、？って人が

居るらしいけど私は繋がってないから

気を遣ってイザナはヒトリで墓参りをしてくれてる

確ちゃんは真一郎サンを知っていたらしい

私は先に遊び（暴力）に入ってたから

シラナイヤ、

『行くぞ、華』

「うん」

手を繋いだ同じ柄のピアスをして

ほぼ同じの瞳の色をしてる

こんなのカップルか兄妹じゃん

『今から集会を始める』

『俺達はヒトツ上のステップに上がった』

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