「おぉ!那月、久しぶりだなぁ。元気だったか?」
「まぁ、そこそこ。」
なぁんてねw
そんなわけないのにね。
馬鹿らしくなってきて何も考えないようにしている。
正確には体調は大丈夫だから、元気でいいのか……?
まぁ、いいや。
トコトコ
「ほら、ここが那月の部屋な。自由に使ってくれて構わないから。」
「……わかった」
パタン
「………………ふぅ」
はぁ……どう、しよう
もう、つか、れた…………
「…………ふ、ぅ……うぅ……うぅっ……」
…………あれ、もう、こんな、時間……
(現在時刻午後5時ちなみに来たのは朝10時頃)
はや……ここにいても、何もない、よね
……外、いこ……
タッタッタッ
「叔父さん、少し散歩してくるね」
「あぁ、気をつけてな」
ガチャ…パタン
はぁ……久しぶり、だなぁ
この場所、少し、少しだけ、落ち着くかも……
「あれ?君、誰?」
「……え?」
「あ……もしかして、、、那月?」
「…………蒼……?」
「よかった……覚えてくれてたんだ」
「まぁ、な」
金立花蒼(きんりゅうかそう)
一応、幼なじみと言っていい存在、だと思う
昔はよく叔父さんの家に来てたから来る度に遊んでた。
最近は会ってなかったから、忘れてたけど。
「久しぶりだね」
「そう、だな……」
まさか会うとは思っていなかったな
「…………那月、大丈夫、、?」
「え?なんで?」
「表情、暗いよ、、?」
あぁ……そういう……
「………………まぁ、ちょっと、な」
「ふーん……まぁ、いいか。
それより那月、久しぶりに遊ばない?」
「は?」
「だーかーらー!久しぶりに遊ぼ!」
え?うん、俺と?
「まぁ、いい、けど、いつ」
「ん〜明日とか?」
「どこ行くの」
「買い物とか、どう?」
……そうだった、蒼はこういう奴だった
自分の考えもだしつつ、相手の意見を聞き物事を決める。周りを見て行動出来るやつだ。居心地もいいけど少し、不安。蒼にはバレてしまいそうで。
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