テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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女子研究大学短編集

第40話 - .꒰ঌ👾🪴 知らない記憶໒꒱.

508

2024年02月27日

#女子研究大学

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#短編集

#女研

ゆずは

【設定】

しろせんせー×まちこりーた

⚠微R表現あり、Rに関する言葉あり⚠

※本日長め

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

《目が覚めると、彼が横にいた。》

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

朝。

ベッドの上で私＿＿まちこりーたは頭を抱えていた。

“なんで”

“どうして”

“何があった”

そう聞きたいが、聞く相手は呑気に寝ている。寝ているのだ。

……相手は誰かって？

では、相手を説明すると共に私が頭を抱えている訳についても話していこう。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

目が覚めると、見慣れた天井姿。

💚(…昨日、何してたっけ)

スマホを探そうと手を伸ばす。と、大きい物体に当たった。

💚(……………………？)

目を擦って視界を良くする。

と、目を疑った。

彼が、しろせんせーがいるのだ。

もう一度、目を擦る。が、現実は変わらない。

頬を叩いても、つねっても変わらない。

さらに驚くべきこと。

一緒に寝ている。

同じベッドで。

＿＿ヤった？

……いやいやそんなわけが無い。

彼と私はメンバーだ。付き合っている訳でもない。

……ただ、ただ何かあって一緒に寝ていた。

きっとそう、きっとそうだ。

彼を起こさないようにと体を起こして……気づく。

＿＿いやヤったんじゃないか？！

何故そう思ったのか。

無い。無いのだ。

何かって？決まっているだろう。

“服がない”

つまり、裸……ではない。

下着のみ、着ている。

ただ、下着は着ているからといって、そういう行為をしてないとはいえない。

疲れて寝た受けのために攻めが不器用ながらも何とか下着のみ着せる……という箇所が入る同人誌はよくある。

つまり、全然行為を行った可能性も有り得る。

💚(……どうしよ、)

彼を起こさないように起き上がり、適当に服を着る。

💚(……いや待て)

昨日私は彼を家にあげた記憶が無い。

じゃあ、彼は不法侵入ではないか。知り合いだけども。

しかも、私が知らないうちにベッドに潜り込む。完全に、犯罪者。知り合いだけども。

では、彼のために静かに起きる必要なんてあるのか。

💚(…………よし、)

すぅ、と一息。そして

💚｢おいせんせー！！！！起きろ！！！｣

💙｢っ？！｣

ビクッと肩を震わせて起き上がった彼＿＿しろせんせー。

💙｢……まちこ？｣

💚｢まちこ？じゃないわ！どういう状況よこれは！！｣

💙｢……良かったぁ、｣

💚｢はぁ？｣

｢良かった｣とはなんだ。

付き合ってもない男女二人が？しかも片方は服を脱いで？ベッドで？2人きりで寝ている？

この状況のどこが｢良かった｣なのだ。

💚｢……説明してもらおうか……襲った？｣

💙｢はぁっ？お前覚えとらんの？！｣

💚｢………………、？｣

｢覚えてないの｣とはなんだ。

別に覚えるも何も朝起きたらせんせーがいた。それだけ。

……意味がわからない。

💙｢……はぁぁぁぁ……｣

せんせーが頭を抱える。

頭を抱えたいのはこっちだ。

💚｢…正直に答えなさい｣

💚｢しろせんせー、貴方は私を襲いましたか｣

💙｢襲ってないです｣

💚｢……ほんとに？｣

💙｢ほんと、……昨日のこと説明する｣

💚｢……………………、｣

💙｢…昨日お前が熱出して、俺に電話かけてきたんよ｣

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

遡ること9時間前＿＿

しろせんせー side＿＿

俺＿＿しろせんせーこと、白井裕太は編集中だった。

その時、唐突にかかってきた電話。

相手は密かに想いを寄せている相手＿＿まちこ。

編集を投げ捨てすぐに電話に出る。

と、途端に聞こえた声。

💚｢んぁ〜！！せんせぇがでた！！｣

💙｢……ん？｣

ふわふわとした声。

……酒でも飲んだのか

💙｢……まちこ、どうしたん？｣

💚｢ん〜？いまぁ、せんせぇとおはなし！！｣

💙(っ………………//)

心臓に脅威的な破壊力。

危ない。

……そもそも彼女はどこにいるんだ？

💙｢まちこ？今どこ？…酒飲んだん？｣

💚｢んぇ〜、、っと、いまおうち！｣

💚｢おしゃけはのんれなぁい！！｣

普段と違い滑舌が悪くよたよたと話す彼女。

媚薬でも入れられたのかと疑うほどに話し方がこう…………ヤバい。

……と、ここで俺の脳が思い出す。

過去。

💜｢まちこって熱出すとお酒飲んだ人みたいになるんだよね…｣

それ、それじゃないか。

💙｢まちこ熱？今何度？｣

💚｢んぅ〜？いまぁ……は……｣

少したってピピッと音が鳴る。

💚｢さんじゅうはちど！！｣

💙(……行くか)

すぐに準備をして、まちこの家へ向かう。

インターホンを鳴らすと、少し経ってガチャ、とドアが開いた。

💚｢んぁ！せんせぇだ！！｣

はぁ、とため息をつく。

この状況になるまで無理をしていたのか

💙｢まちこ、入るな｣

家に入り、ついでに買ってきた冷えピタやゼリーを取り出す。

無理やりまちこをベッドに行かせ、冷えピタを貼る。

💙｢……まちこ、大丈夫か？｣

💚｢らいじょーぶ、、……あちゅい…｣

そう言って服を脱ぎ始めるまちこ。

慌ててまちこの手を止める。

💙｢？！おいおいおいバカお前待てや！！｣

💚｢だってぇあちゅいもん！！｣

💙｢それくらい我慢しろ！俺がいるんよ？！｣

💚｢せんせぇだかららいじょうぶなの！｣

大丈夫なわけがない。

……というか俺だから危ない。

辛うじて我慢しているが俺の理性がヤバい。

慌ててふぅ、と息を吐く。

💙｢まちこ、一旦水持ってくるから待っとき｣

そう言ってまちこ用の水を取りに行く。

取りに行って戻ったところで頭を抱えた。

💙｢脱ぐなよ………………｣

さっき手を止めたにも関わらず戻ってくると彼女は服を脱いでいて、下着姿。

我慢しろ、白井裕太。

思い切り口を噛む。……血が出る。

💙｢あのぉ〜まちこさぁん？男がいる前だから流石に服は……｣

💚｢……ねむい……｣

💙｢寝てええねんけどとりあえず服を……｣

💚｢せんせーも｣

💙｢え？｣

💚｢せんせーも、ねよ？｣

ぐい、と体を引っ張られる。

どん、と鈍い衝撃。

ベッドに引きずり込まれる。

💙｢いやっ、ちょっ、まちこっ……？！｣

💚｢……ふへへぇwこれで、いっしょ｣

💙｢っ？！？！///｣

💚｢……ん、いっ、しょぉ…………zzZ｣

💙｢……は、、、？｣

すやすやと寝息を立て始めた彼女。

おい、服きてないんやぞお前

ベッドから出ようにも腕をがっしりとホールドされた状態。

寝ている彼女を無理やり引き離す訳にもいかない。

はぁ、とため息をつく。

💙(……疲れた、)

ベッドの気持ち良さからか、少しづつ、瞼が閉じた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

まちこりーたside＿＿

💙｢……で、今は熱治ってるんやと思うけど……｣

💙｢……まちこ？｣

💚｢っるっせぇみんなクソ野郎！！｣

💙｢っはぁっ？！お前が引っ張ったんやろ！！｣

顔が熱い。

思い出してしまった、全部。

恥ずかしい言動。行動。

全ての記憶を抹消してしまいたい。

💚｢あぁもうやだ………………//っ？！｣

言ってしまってあっ、と口を塞ぐ。

……がもう遅い。

💙｢……まちこちゃん？思い出したん？｣

💚｢……………………｣

💙｢……ねぇ、まちこ｣

💚｢………………なに、｣

あんだけ恥ずかしいことをした手前、どんな無茶ぶりをされてもおかしくない。

何を言われるかと身構える。

💙｢……俺、結構限界やったんやけど｣

💚｢っはっ…………？！///｣

💙｢……相手、してくれん？｣

💚｢……へ、いや、えと……//｣

ダメ。そう口を動かそうとするけれど、言葉が出ない。

分かってるんだ、好きな人だから、いいかも、なんて

💚｢………………いい、よ、｣

💙｢……言ったからな｣

思い切り、唇を塞がれた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

衝動書きでしたね()

1回は書いてみたかった。

ちなみに私は同人誌読んだことないです(

𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠．

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