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僕のいない世界は僕が抱きしめる

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僕のいない世界は僕が抱きしめる

6 - 僕のいない世界は僕が抱きしめる 〜最終章〜

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2022年11月03日

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「僕のいない世界は僕が抱きしめる」



【最終章】ー僕のいない世界は僕が抱きしめるー


僕のことが見…え……てる…の………?

と僕が言うと君は笑いながらこう言った。

陽葵:はい( *´꒳`*)

君には僕が見えている。

なんて言葉にしたらいいか分からないが

これだけは言える。

「嬉しい」

陽葵:いつもそばに居てくれて

ありがとうございます( *´꒳`*)

い、いえ!

陽葵:あなたの名前はなんですか?

僕の名前は「流川 朔(ルカワ サク)」です。

僕がそう答えると。

陽葵:かっこいい名前ですね( *´꒳`*)

と君は言ってくれた。

嬉しくて僕は視界が霞んだ。

涙がぼろぼろとこぼれていく。

人の前で泣くなんてかっこ悪いな……

と僕が呟くと君はこう言った。

陽葵:かっこ悪くなんてないです!!

陽葵:朔くんはかっこいいですよ!!

陽葵:大好きです!!

と君は僕の目の前で言ったあと

フェンスに登り始めた。

「え……」と僕が声を漏らすと

君は泣いているのか笑っているのか

よく分からない顔でこう言った。

陽葵:私はもう限界です( *´꒳`*)

陽葵:これからも人を助けってってください!!

陽葵:今までありがとうございました!!

陽葵:では、さようなら( *´꒳`*)

と君が言った瞬間

君は落ちた。

僕は頭が真っ白だった。

けど助けれなかった自分が

最低なやつだと思った。

でも君が言ってくれた言葉すごく嬉しかった。

僕も言いたかったな……。

君のことが大好きだってこと。

僕に勇気をくれた君。

僕は涙を流しながらこう言った。

「僕のいない世界は僕が抱きしめる」


だから君も人を助けてね。



𝐹𝑖𝑛.

僕のいない世界は僕が抱きしめる

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