テラーノベル
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テオside
アレから俺は転々とホテルを移動し
気付けばガラルへと戻って来ていた。
ダンデからは
やっと帰ってきてくれたか!!
キバナからは愛しのハニー待ってたぜ♡
など言われて軽くあしらって泊まるホテルにダイブする……。
これで良かったんだ。
忘れてやろう、こんな恋心。
傷心を消す様眠り明日にはワイルドゾーンへ入り浸ろう…。
そう心に決め眠りに着いた。
早朝扉からインターフォンが鳴り、スマホを見ればまだ4時、清掃員が間違えたのかと2度寝を決めようとすると途端にダンダンと音が大きくなる。
軽くブチ切れた俺は扉を開け
テオ『何時だと思って……、は?』
カラスバ「おう、ぎょーさん寝とったなぁ、俺がどんな思いで来たと思ってんの?」
まさかカラスバがココ(ガラル)に来てるとは思わんだろ……。
テオ『来るとこ間違っとるよ、お前が行くとこはセイカのとこでしょ、俺の場所じゃないよ。』
俺がそう吐けば
カラスバはまた深い溜息を着いて
カラスバ「なぁ、何で俺がこない所まで来たと思っとん?」
テオ『??え、俺借金してたッ!?ごめん、すぐ返すッ』
から…言い終わる前にガッと口を押えられそのまま部屋へと押し込められた。
ガチャンとオートロックの部屋は外部からの邪魔は出来ない。
カラスバ「ホンマに…、人の心を持て余して楽しいか?糞ガキが。」
言ってる意味がわからないし話せもしない、モゴモゴしてるとやっと手を離され
テオ『ッ誰のせいだと思ってんだ!!俺の事なん忘れてセイカのとこに行けばいいだろッ!!』
俺が叫ぶとカラスバはポカンとした顔で
カラスバ「……何でココでセイカ出んねん。」
テオ『だってお前のお気に入りだろ……、俺は叶わぬ恋はしたくない…、だから花送ったんだッ!!』
カラスバは呆然として空を見て
カラスバ「そう言うことかい、何や俺は好きと言っちゃアカンのか?」
テオ『その好きがセイカなんだろ…お前が言ってたじゃん。』
カラスバは首を横に振り
カラスバ「あー、ちゃうちゃう、確かにサビ組に欲しいさかい、でも、俺の横を歩くんにはお前しか居らん。なぁ、終わらんといて…、俺が、俺しか居らん世界にしてぇな。好きやねん、ずっと、言えへんかったのは堪忍な、恥ずかってん……、俺がちゃんと…できる男になりたかったさい、ごめん、ゴメンなぁ。」
優しく抱きしめられ…、涙が零れる……。
テオ『お、俺の方こそごめんッ!ちゃんと好きって言っておけば……良かったのに…ッ勝手に嫉妬して…ッ離れたいと思ってた…忘れようとも思ってたッ!!』
カラスバ「俺かてテオの気持ちやったら同じになる…、苦しかったなぁ、すまん。今後はちゃぁんと甘やかすさかい、なぁ、俺ら気持ちは一緒やろ……、付き合ってくれん?」
テオ『うん、付き合うッ!……で、何処に?』
カラスバ「全然伝わってないやんけッ!!!」
シリアスからギャグ、めっちゃ好きです←捻くれなもんで( ῀ᢦ῀ )
シリアスめっちゃ好きっす!ハッピーエンドも好きですけどシリアスが1番好き🥰🫰🏻
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