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今回はなおシヴァ&うりシヴァの3Pです!
今回と次回はうりさんほんのちょっとしか出てきませんすみません(泣)
前編、中編、後編に分けるんですが、後編ではいっぱいうりさん出します!
とりあえずスタート!!
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な「付き合ってください!」
誰もいない屋上。茜色に染まる空の下で、片思いしていたなおきりさんから告白された。
正直、ウソ告だと疑った。
だって、片思いしていた人から告白される…こんな幸せなことが現実で起こるのかと思った。
でも、なおきりさんは、熱を持っていて、嘘混じりない真っ直ぐな瞳で俺を見つめてくれていた。
こう言うのは直感でわかる。本当に俺のことを思っていてくれているのだと。
そう分かった瞬間嬉しさが込み上げてきて、つい笑顔で頷いた。
シ「はい!喜んで!」
その時のなおきりさんと言ったら、今までに見たことのない素敵な笑顔だった。
いきなり抱きつかれたので戸惑ったが、少しだけ力を入れて抱きしめ返すと、何度も 涙目でありがとう、ありがとう、と言ってくれた。
その時の俺が、一番幸せと感じていたのだろう。
今思えば、この選択が間違っていたんだ。
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数週間後
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また今日もなおきりさんに束縛される憂鬱な日が来た。
放課後も休み時間も、なおきりさんの監視下で生活する一日。
本当は、こんな生活から抜け出したい。
でも、なおきりさんとは休み時間ずっといるし、もしなおきりさんから離れたりしたらどんな事をされるか分からないし…。
シ「はぁ…どうしよ」
なおきりさんと付き合っていくためには、いくつか厳しいルールがあった。
1つ目、なおきりさんといつ何時でも一緒にいる事。
クラスが違うので授業中は居なくていいが、登校、下校する時でも、 トイレに行く時でも、寝る時でも一緒にいなければならない。いくら付き合っていると言っても、トイレに行く時に一緒というのは本当にしんどい。
2つ目、学校に行っても誰とも話さず、触らない事。
先生とも、ずっと仲が良かった友達とも、一言も話すことや触れることは許されない。
でも学校は俺の親が学費を払ってくれているので、流石に毎日休ませることは出来ないそう。
学校に行かせてくれるだけまだ良い方…なのか?
3つ目、俺のスマホはなおきりさんが使う事。
もし俺が使ったら、なおきりさんから離れてしまうかもしれないから、らしい。
そんなことしても、俺はなおきりさんから離れれないのに。
そして4つ目。これが一番辛い。
もしこの1つ目から3つ目のどれかを破ったら…体に電流シートで電流を流されること。意識が飛びそうで飛ばないぐらいの電流なので、痛くて痛くてたまらない。
あ〜…どうにかならないかな。
先「じゃあこの問題を…シヴァ!」
シ「えッ…あ」
やばい、今が授業中なの忘れてた…。
話聞いてなかったから分からん…。
シ「えッ、えッと」
先生が鋭い目で俺を睨みつけてくる。
…この目も、なおきりさんに比べたらマシだけど。
先「はぁ〜…しっかり聞いとけよ」
シ「はッはい」
注意されなくて良かった。
そう思って席に座ると、横から声をかけられた。
う「おいシヴァさんwしっかりしろってw」
俺の幼馴染であるうりだ。
シ「いやぁ考え事しててw」
なおきりさんにはまだバレていないが、なおきりさんと付き合う時に決められた二つ目の約束は破ってしまっている。
出来るだけ約束は守りたいけど、そこまでは流石に守れない。
…さっきも先生と話しちゃってたし。
それに、今信頼できるているのは唯一なおきりさんとの話をしているうりだけだし。
いざとなった時の為に友好関係は築いておいた方がいいからね。
シ「あれ、うり!またカバンにスマホ入れてないの?w」
う「あ、また胸ポケットに入れたまんまだったわw」
う「ん〜、まあバレなきゃいいんだよwバレなきゃw」 ※ダメです!絶対!
うりは優しい所がある反面、お調子者…っていうか、悪ガキっぽい所がある。
まぁそんな所が面白くていいんだけど。
シ「ったくw」
シ&う「wwwww」
うりと居ると、何故か自然に笑ってしまう。
そう考えると、うりが唯一の心の支えなんだなと思う。
う「あ、そうだ」
グイッ
うりが、急に思い出したような顔をして俺に顔を近づけてきた。
シ「⁉︎//どうした?//」
少し戸惑ってしまったが、何とか言葉を発する。
うりは、真剣な眼差しで俺の肩に手を置いた。
う「…なおきりって奴になんかされたら俺に言えよ」
シ「ッ!!//」
これがうりの優しい所だ。
いつもなおきりさんに電流などを流された時は、うりの的確な治療法で後遺症は残さずに済んでいる。
うりは積極的に俺となおきりさんとの関係をどうにかしようとしてくれていて、その気持ちが本当に嬉しい。
シ「…ありがとう」
あぁ、やっぱりうりは信頼できる。
先「こらそこ!うるさいぞッ!!」
静かな声で喋っていたはずが、先生の耳には雑音としてしっかり入っていたようだ。
シ&う「スミマセンッッッ」
俺とうりは驚いて、思わず甲高い声で謝ってしまった。
…やっぱ先生こえ〜。
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放課後
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な「あ!シヴァさん♡」
今日も、いつもと同じようになおきりさんが迎えにきた。
シ「あッ、!なおきりさんッ!」
明るく接しないと後々やばいことになるので、無理してでも笑顔を作る。
自然な笑顔、自然な笑顔ッッ、、、
な「それじゃあ、帰りましょうか♡」
シ「ッうんッッ!」
良かった…作り笑いはバレていなかったようだ。
とりあえず、心の中でホッと一息つく。
でも……本番はこれからなのだ。
なおきりさんは家に着いてから急に豹変するタイプなので、家に着いた瞬間に俺を捕らえて電流を流したりする。
時には、全ての約束を守っていたのに電流を流される時もあった。
家に着いてからが本当の地獄と言っても過言ではないだろう。
な「シヴァさん♡今日は何かありましたか?♡」
シ「ううんッ!なおきりさんが一緒にいてくれたこと以外なかったよッ!」
俺はいつも嘘を言って、なおきりさんを騙している。
いつかはバレるだろうけど、その時はうりに頼るしかない。
でも、いつもはこの返事で終わるはずが、今日はいきなりなおきりさんの目が冷たくなった。
シ「ッえ…」
な「本当ですか…?」
ギュウウウウ
シ「ッッ!」
まずい。なおきりさんが俺を疑っている。
繋いでいる手を強く握られ、思わず涙目になった。
シ「、、ッほんとにッ!何も無かったよッ…!」
ここで涙なんて流したら電流を流されるに違いない。
頑張って涙を引っ込め、少しひきつった笑顔でなおきりさんを説得する。
な「…信じていいんですね?」
シ「もちろんッ!」
この冷たい視線が何よりも怖い。
でも、うまく騙せたはず。
な「…じゃあ、シヴァさんのこと信じます♡」
その言葉と同時に、俺の手をさっきのように優しく握ってくれた。
よし。信じてくれたぞ。
シ「ありがとッ!」
な「いいですよ♡僕はシヴァさん『だけ』が好きですから♡」
シ「…ッ」
シ「/////////」
な「あれ、照れました?♡」
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帰宅
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な「ただいま〜!」
シ「たッただいま〜…」
なおきりさんは俺を連れ、リビングのソファに腰を下ろした。
あぁ、地獄が始まる。
何もされませんようにッ…
そう願っていると、なおきりさんがいきなりこちらに顔を向けてきた。
シ「…?//なおきりさん?//」
な「…シヴァさん」
なおきりさんの目を見て、直感で感じた。
これ…
何かされるやつだ。
シ「ッッッ!」
怖くなってなおきりさんから離れようとしたが、すでに遅かった。
な「シヴァさん…いい子で寝ていてください♡」
なおきりさんはそう言うのと同時に、俺の首に首にスタンガンを当てた。
シ「ッッあ………」
俺は驚く暇もないほど早く気絶させられてしまった。
あぁ…終わった。
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ふぃ〜!とりあえず前編終わりましたね!!
なんかめちゃくちゃですみませんッッ
次は中編ですね!!今回同様うりさんあんま出てきませんすみませんッッッ
後編ではR-18入れるしうりさんも入れるのでご安心を!
あ、あとそろそろ重くないのも描きたい…
シヴァさん受けなら何でもおっけぃなんでリク受け付けます!
プレイとかシチュとかも書いてくれた方が嬉しい…かも?
最後まで読んでくれてありがとうございました!!
では後編で〜!!!