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菊池風磨×大森元貴
微🔞
第三者視点
口調など変かもしれません
カメラの前では、いつもの笑顔と息の合ったパフォーマンスを見せるふたり。
けれど、菊池風磨の心の奥では、ずっと抑えきれない思いが渦巻いていた。
(触れたい…今すぐにでも)
撮影中、大森元貴が少しだけ視線を寄越すたび、菊池の心臓は跳ね上がる。
だが、今は仕事中だ。カメラが回っているうちは、決して表に出すわけにはいかない。
___
「お疲れ様でしたー!」
撮影が終わった瞬間、菊池は一目散に楽屋へ戻った。
すぐ後ろから大森が入ってくる。ドアが閉まる音がやけに大きく響いた。
「…風磨くん、さっきから様子変じゃない?」
「変じゃねぇよ、我慢してただけ」
「え?」
大森がきょとんとした顔をするより早く、菊池はぐっと彼を壁際に追い詰めた。
そして迷うことなく、その唇を奪う。
「っ…!」
ほんの一瞬、驚いたように体を強張らせた大森だったが、すぐに肩の力を抜き、瞼を閉じた。
甘く、長い口づけ。離れると、大森の顔は、少し赤く染まっていた。
「撮影中、ずっと触れたくて仕方なかったんだよ。分かるだろ?」
「…っ、言うなよ…恥ずかしい…」
顔を背けようとした大森の顎を、菊池は指先でそっと持ち上げた。
「言わせろよ。可愛い顔して我慢させやがって…」
大森は恥ずかしさを隠すように、菊池の胸元をぎゅっと掴んだ。
「じゃあ…今だけは、我慢しないで」
その言葉に背中を押されるように、菊池はもう一度深く口づけを落とす。
今度は熱く。息が詰まるほど。
唇が離れてもなお、ふたりの間に残る熱は、冷めそうになかった。
「ほんと、可愛すぎるんだよ…」
「…もう、ばか」
小さく拗ねるように言う大森の耳たぶに、菊池はそっと唇を落とした。
「んっ…」と漏れる声が、たまらなく甘い。
「声、我慢しなくていいんだぞ。ここには俺たちしかいない」
そう言うと、菊池の手はゆっくりと大森の腰へ回り込む。
指先が背中をなぞり、シャツの裾から中へと滑り込むと、大森の体が小さく震えた。
「ふ、風磨…っ」
「ずっと、こうしたかった」
背中を撫でる指先はやがて腹筋のあたりへ移り、柔らかく撫でながら、少しずつ下へ。
そして、シャツを捲り上げ、素肌を露わにすると、菊池はその白い肌に唇を落とす。
「…あっ…や…」
押し殺そうとする声が余計にそそる。
菊池は舌先で大森の肌をゆっくりと這わせ、胸元の小さな突起に触れると、大森は肩を震わせて息を詰めた。
「や…ん…っ、そこ…っ」
「感じてんの、隠さなくていい」
耳元で囁きながら、もう片方の突起も指で優しく転がす。
甘い吐息が何度も零れ、大森の目尻には涙のような光が滲んでいた。
「もっと聞かせて」
菊池の声は低く、熱を孕んでいて、大森の体をさらに熱くさせた。
ちょっと長いので前編後編分けます
コメント
1件
ふ、ふへふへふへふへへへ( ◜ω◝ )