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「やだ！ヘビ！？」驚いた君は可愛らしい悲鳴をあげた。
「大丈夫。何も居ない」
「でも、さっき！」
不安を遮るように僕は同じ言葉を繰り返す。君は不安気な顔のまま、それでも分かったと答えた。
ごめんね、怖い思いをさせて。君の後ろで刃物を突き立てる。うぞうぞと、勝手に動くこの腕に。
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