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前の話から少し時間経ってる設定
ポコポコ
通知音にスマホを取ると裕太からの連絡だった。
『明日急遽予定入った』
これは明日は裕太と夕食を食べられないことを示す。
『了解👍』
この時は米を炊く量を減らそう、くらいにしか考えていなかった。
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「「いただきます」」
最近一緒に夕食を食べてわかったことはお互い最初の数分は喋らないこと。食欲を満たすのに集中するためだ。
数分経つと喋り出す。
「最近花粉やばいな」
「飛んでるよね。目がぱんぱん」
「俺は鼻や」
「あね。そういえば裕太おと…」
一昨日どうしたの?
何の気なしに聞きそうになって言葉を止めた。喋りたいことじゃないかもしれないしそうじゃなくてもプライベートには入り込んでほしくないタイプかもしれない。
「おと?」
「弟とかいたっけ?」
「急やなおらんけど」
「面倒見いいからいるかと思った」
「まちこはおらんかったよな」
「まちこは一人っ子です〜」
「そんな感じする」
「よく言われる」
プライベートには立ち入らない。それが暗黙の了解だった。
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「まちこさんってどんな活動者と関わりあるの?」
「ニキくんとまろさんくらいじゃないかな?あとキャメロンさん。知ってるけど関わりがない人が多いかも」
「しろせんせーってわかる?」
「ニキくんがボビーって呼んでるやつでしょ?紫色のやつ」
「それそれ。今度コラボしたいんだけどよき?」
「いいよ〜うわ緊張する〜」
「今度2人だけでも会話してみてよ」
「私だけ緊張する構図が透けて見える」
「どんくらい?」
「半透明よりちょい透けてる」
「それいっちゃんエロいやつ」
「いつでも変態だなお前」
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「よろしくお願いします」
「こちらこそ〜」
「こちらTikTok界の姫です〜」
「ははーっ」
「くるしゅうない」
「誰かつっこめよこれ」
「つっこむって言ったらボビーでしょ!二重の意味で」
「まちこお嬢そっちの話オッケーなん?」
「どんと来い」
「かっけぇ」
「2人とも気合いそうな感じ?」
「いや〜、難しいな〜」
「おい!」
「今度動画エペの動画撮りたいんだけど__」
「私そろそろご飯の用意しなきゃいけないから抜けていい?」
「俺も」
「おっけー」
ディスコを抜けパソコンの前で大きく一つ伸びをして台所に足を運ぶ。
具材だけ切られていたお味噌汁を作っている間ににんじんともやしのナムルを適当に作る。汁物は持ち運びが面倒くさいのでその日の家主が作っている。それ以外はバラバラでご飯を食べている間に2日後は誰がメインを作るかを決めることにした。
ナムルが終わった後で一応人に会うので呑気に服を着替えていると台所からコトコト音が聞こえた。
「あっ!忘れてた!!」
注意していなかった味噌汁が騒ぎ出し、慌てて火を止めるが時すでに遅し。少し溢れてしまった。
下はちゃんとしているが上は下着姿という何とも情けない状態で味噌だけ先に溶いてしまう。その後上もしっかり来て彼を迎え撃つ準備をする。
ピーンポーン
「はーい」
「お邪魔するで」
「されるで」
「喜べまちこ、今日は手羽先だ」
「おっしゃ来たーー!!」
「喜び方が野球部男子」
「無邪気でかわいい?照れる〜」
リビングの窓から三日月が光るのが見えた。
長い間開きましたが、本日再開しようと意気込んでたらまちこりーたさんが…という状況…
これからメンバーとの絡みが減っちゃうのかな、とか考えたら本当に悲しいですよね…
でも夢に向かっていくご本人をこれからも応援させていただきます!!
女研タグとまちこりーたタグ一緒につけていいのか不安なんですけど…
つづけても大丈夫なのかな?
とりあえず書き溜めてた分は投下していきます!!