高校を卒業してから約2年後
ワンダーランズ×ショウタイムの4人はすっかり成人になっていた
「じゃぁじゃぁ〜…みんなの成人を記念して、かんぱぁ〜い!!」
「えむもでしょ…あと司と類は1年前になってるし」
といいつつも嬉しそうな寧々
高校のころと変わらず元気いっぱいなえむ
「フフ、こうやってまた集まれるのは嬉しいねぇ」
前よりも大人びた類が言う
卒業をした後、みんな一応ワンダーランズ×ショウタイムの役者として活動をしていたが、主に司と寧々と類は外部の仕事も受けるようになり、集まる機会は貴重となっていた
「また…4人でショーをしような!!」
「司も今や国民的スター…ほんと凄いよ」
「はーっはっはっは!!たくさん拝むといい!!」
「はいはい、そこんところはあんま変わってないのね…」
「みんなってお酒好きなの〜?」
「私は好きだよ。でもお酒強い方だからついついいっぱいのんじゃうんだよね」
「寧々と同じで僕もだよ」
「オレは…弱い方だからあまり飲むことはないな」
「へぇぇ!!あたし初めてだから楽しみだなぁ〜!!」
「へぇ、成人してから結構経つけど、まだのんだことないんだね」
「うんっ!!」
「最初はこれがいいと思うよ」
寧々がメニューを指さしてえむと話す
「あぁ…こうやって集まれる日も少なくなっていくのだろうか…」
「え、君が言うかい????」
「君が、とはなんだ、君が、とは!!」
「だって…1番離れそうな存在じゃないか…」
「…心配させてすまなかった。もしかしたら、離れていく可能性もあるかもしれん」
「…!!…だから…」
「でもな!!オレはそれでも必ず戻ってくるぞ!!その時は…またこうやって集まって騒いで……飛びっきりのショーを作ろうじゃないか!!」
「……うん!!さすが、僕達のスターだね」
「そうだろう、そうだろう!!」
「司、類〜?注文決まった?」
「あぁ!!」
こうして夜がふけていくころ━━━━━━━━━
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