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仕方ないので靴を脱ぎ、上がる。
「お邪魔します」
「は~いどうぞ~」
背中から返事が来る。
「はい、着きましたよ」
ソファに片膝をつき、ずるりと下ろす
「ありがとうございま~す」
「じゃあ帰りますよ?お休みなさい」
「お水くだしゃい」
「…お水ですね」
まぁそれくらいなら。適当なグラスに水を入れてきて渡す。
おっと、怪しい手元で受け取るが、なんとかこぼさず飲んだ。
「ではまた。あっ、鍵閉められます?」
「歩けません!」また変な敬礼。
「じゃあ自分がこの鍵で外から閉めて郵便受けに入れときますから、くるみさん。起きたら回収してくださいね?」
「う~ん憶えてられるかにゃ…」
「頑張って」
そうだ。うちも鍵を開けっ放しで来てるんだ。
「あの~もうちょっとぉ、お話聞いてってくださいよ~」
「それ長くなります?」
「ぜんっぜん、長くないです。長くなーい」
怪しい…でも確かにこのまま置いてくのも心配ではあるか。
「わかりました。ちょっとだけですよ?一度うちの鍵を閉めて来るんでちょっとだけ待っててくだしいね?」
「ふわぁい」
わかってるのかわからない…目をつぶったまま答えてるぞ…
とにかく一度鍵を閉めて来よう。
くるみさんちの鍵を持ち、この部屋を閉めてから自分の部屋に帰り、鍵を閉めて戻ってくる。
廊下、階段、廊下の往復でどれくらいだ?
まぁいい、とにかく行こう。
自分のうちの鍵を閉めて戻ると、くるみさんはソファから上半身が落ちた状態で寝ていた。
このまま寝かせて置いても…いやいや頭に血が昇ったら大変か。しかしなんだってこんな態勢に…
そーっと上半身をソファの上に戻そうとすると
「あっ!どこ行ってたんれすか!漏れちゃいますよ!」
なんだって?
「漏れ…?トイレに行きたいんですか?」
「そうですよぉ!先生いなくなってるし、歩けないから這ってでも行こうと思って…思って?う~ん?」
寝たんだろうな。
「一度うちの鍵を閉めに行くって言ってったでしょ?さ、トイレ行きますよ?」
お漏らしの処理まではしたくない。
「あい」
両手を伸ばしてくる…もう。
「よっと、行きますよ?」またか…
再び、ほぼされるがままのくるみさんをなんとかトイレまで連れていく。当然あちこち触ったはずだがそれどころじゃない。
トイレのドアを開け「はい、着きましたよ」
「座らせてくらさい。あ、あと脱がしてくだしゃい」
「それはちょ」「漏れちゃいます!早く!」
え~…もうままよ!立ったままスカートをまくりパンツを脱がせると便座に座らせ…じょろろろー!
本当に危なかったんだな…座った瞬間に勢いよく放尿なさった。
これは緊急対応、仕方ない仕方ない。
そのまま上半身を支えながら終わるのを待った。
待っ…ずいぶん溜めてたらしい。
この量をソファでしてたら…身震いがした。
そして静かになる。
「終わりました?」
「先生ぇにおしっこ見られちゃった」
「しょうがないでしょ?ま、忘れるので気にしないでください」
…じっとしたまま…?立たされ待ちか…
「はい、じゃあソファに戻りますよ?もうベッドにします?」
「拭いてくれないとぉパンツ履けないじゃないですか!」
え~俺ですか?わかってないって怒られた?