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〔第五章:葵が体調不良⁉︎葵のお休み…〕
「…」
(やばい…葵ちゃんまだ来ない…)
次の日。
待ち合わせ時間を過ぎても、葵ちゃんが全く来ないのだ。
(まさか…体調崩したかな…)
心配だったし、時間もまだあるので、葵ちゃんの家に行ってみることにした。
・・・
“ピーンポーン”
[はーい]
インターホンから声がした。
きっと葵ちゃんのお母さんだろう。
「あのっ、葵ちゃんの…えっと…隣のクラスの宝坂秋羅ですっ!」[あぁ、秋羅君ね…えっと、葵の事?]
「あ、はいっ!」
[ちょっとねぇ、風邪ひいちゃったみたいでさ…]
(やっぱりかぁ…)
[ごめんね、うちの子が迷惑かけて]
「いえいえ!むしろ葵ちゃんには色々してもらってますし…」
[とにかく、今日は休みって伝えてもらっていい?]
「はい」
[ごめんね、それじゃ]
(休みかぁ…珍しい…)
とりあえず、遅刻してはいけないので、急足で学校へ行った。
・・・
「…」
気分が晴れない。
原因は何か考えていると、ふと葵ちゃん顔が浮かぶ。
(もしかしてっ…)
──会いたい、のか?
(いやいやいや、ただ嘘告白しただけの相手だぞ…?そんなことあり得るわけ…)
僕はしばらく考え込んでしまった。
・・・
(なんでだろう…嬉しい)
会えて、元気そうで、手を振ってくれて、嬉しかった。
僕は静かに手を振りかえし、自分の家に帰った。