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時は1945年8月

4年前から続いている戦争の戦況は悪くなるばかり。 しかし政府からは「勝っている」と伝えられていたため、皆信じて疑わなかった。


そんな中、日本海軍航空隊に所属する3人の若者がいた


これはその3人の物語だ。






僕の名前は大森元貴

日本海軍航空隊に所属してる16歳

今は軍歌を歌っている最中



仲間が亡くなる度に軍歌を歌う。軍に入って何百回歌っただろうか


もちろん生き残る仲間もいる。

生きて帰ってきた仲間たちの手当をして次の戦いに向けて備えをする


「元貴」

「ん、涼ちゃん」


彼は藤澤涼架

僕の幼なじみで、3つ年上の19歳。でも雰囲気が柔らかすぎて年上っぽく感じない。むしろ年下にすら見える。彼は他の人より体が弱いので通信部に所属している



「次、元貴が行く番だよね」

「うん、そうだね」

「……怖く、ない?」


涼ちゃんも流石にわかって言っているだろうが、ここに上官がいなくてよかった。もし聞かれていたらきっと殴られるだけでは済まない。


「んー…ちょっとだけね」

「そ、っか…」

「でも、国の為だから!」


『お国のため』

みんなそれを自分自身に言い聞かせている。というよりも政府に言い聞かされている。


「それに、今回は若井も帰ってきたんでしょ?まだ姿は見てないけど」

「そうらしいね、こっちには来てないね」

若井滉斗も僕らの幼なじみで、僕と同い年


僕らが今いる所は昔からの遊び場。軍のみんながいる場所とは小さな林で仕切られていて、大抵3人の時はこっちで集まっている


涼ちゃんと話していると林がガサガサと音を立てる。 振り向くとそこには頭から左目にかけて包帯をグルグル巻いた若井が立っていた


「若井…!どうしたのそれ!」


すかさず涼ちゃんが若井に駆け寄る


「へへっ、敵いっぱい倒したら引き換えに…ね」

「そんな…」

「大丈夫!まだ右目もあるから!腕も脚も2本あるし!」

「そういうことじゃ…」

「涼ちゃんが言ってるのはそういうことじゃなくて、せっかく今生きてるんだからもっと体大事にして欲しくて…!本当は若井だって辛いんでしょ?逝く時は3人で一緒にだよ」


僕が言うと若井は少し考えて、

「…それもそうだね」

と、笑顔で言う。


でもその声は震えていた



(あと、どれだけ一緒に居られるのかな…)


僕たちの最期は3人一緒なのか、それとも…



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コメント

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うわぁ...戦争のお話...😭😭 ちょっと語弊があるけどこういう系のお話大好きなんだよね🥹改めて人の大切さがわかるというか...お話の作り方お上手です🥹🥹

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