≫ルート1 『後悔と期待』
【ci視点】
「俺は…。」
俺は、こっちについていく。」
だって…
「俺がお前の軍団長だ。」って大先生が
「俺が本物だ。」って部長が
「こっちに来いよ。」ってシャオロンが
「美味しい飯食おう。」ってゾムが
「楽しいよ。」ってトントンが
「お前が必要や。」ってロボロが
「囚われちゃいけない。」ってエーミールが
「お前が欠かせない。」ってグルッペんが
「お前の思うようにしろ。」ってショッピが。
こんなに必死になって俺を連れ戻そうとしてるんだ。みんなが。
……へへ笑
こんなに願ってくれてるのに、叶えないのは性に合わんわ
そう思って足をすすめる。
皆は驚いたり、笑っていたり、ホッとしたり様々だった。
個性豊かでみんならしい、と思った。
でも、1つ。繋がりを感じたのは 頬にぬるい感覚がしたこと。
俺もみんなも静かに涙をこぼす。
そして襲ってきた眠気に抗うことなく目を閉じる。
「ありがとう。みんな。
…今、行くよ。」
【syp視点】
チーノはどんな選択をしたのか気になる。
そんなそわそわした気持ちを抑え、ぼんやりと外を眺める。
外はもう夕日が輝いている。
そんなことを考えていれば横からガタガタッと音がした。
振り返ればそこには目を見開いて信じられない、と言った表情のみんながいた。
そして、
「ん…ぅ」
と小さい声が医務室に響いた。
その声は他の誰のものでもない。
チーノのものだった。
…チーノだ。
チーノが起きたんやッ!!
俺は布団から飛び起き、チーノに飛びつく。
syp「ヂー゙ノ゙ッッッ!!!!!お゙がえ゙り゙ッッグスッ」ポロポロ
今まで我慢した涙があふれる。
みんなも同じ。
後ろからはズビっと鼻をすする音が聞こえる。
そして、ガバッと温かさを感じる。
kn「よぉ戻ってきてくれたッッ!!グスッ」
ci「ッ部長…」
ut「チーノッッッ、俺…ッだめかと思ったぁッ!ズビッ」
ci「大先生ッ……」
gr「やはりお前は我々だに必要不可欠なんだゾ。
よく帰ってきてくれた。」
ci「ッ……総統…」ポロ
それから、一人一人チーノと会話を交わす。
嬉しそうに、懐かしそうに、少し怒ってる人もいたな。w
そして夕日が沈み、月が登った頃。
みんな、久しぶりの会話を楽しんで満足そうに笑みを浮かべた。
そして、嬉々として続々と声を上げる。
sho「よっしゃ!チーノも帰ってきた頃やし、パーティーしいひん?」
kn「ええなぁ!」
tn「え、それはだm」
gr「そうだな!今日はパーティーだ!」
tn「おい!!w」
zm「俺、ピザとカレーと寿司とハンバーグと…」
rbr「おい!頼み過ぎや!w」
em「まあ、いいんじゃないですか?w」
そんな賑やかな声は少しずつ離れて行き、医務室から出てパーティーの準備をし始めた。
医務室に残ったのは大先生、俺、チーノ、そしてペ神さん。
沈黙を破ったのはペ神さんだった。
sn「さてさて。チーノくん。
よく帰ってきたな!
久々で歩けないやろ?w
大先生とショッピくんに手伝ってもらいな。
…じゃ俺も行ってくるよ。」
ci「ペ神!!ありがとう。」
sn「ふふ。wいーえ」ガチャバタン
ペ神さんが出ていった扉を見たあと、横のチーノに目を落とす。
すると照れくさそうにチーノは口を開く。
ci「…ショッピ。」
syp「?なんや」
ci「…ありがと、w」
syp「おう」ニコ
ut「よっしゃ!俺らも行くで!
ショッピは右肩担当な!」
syp「うっす」
ci「あははwへったくそやな!w」
ut「しゃぁねーだろ!こんなのやったことないわ!w」
syp「俺じゃなくて大先生が下手なんよw」
ut「なんだとー?!」
ci「www」
あぁ。どうかこの幸せが続きますように。
もう誰かのことで後悔しないように。
誰かの失望がないように。
みんなの信頼と幸福が続くように。
窓からは月明かりが覗いた。
今夜は騒がしくなるぞ。
【ci視点】
みんなには感謝しなくちゃやな。
この久しぶりの楽しさに胸が踊ってるんやもん。
あぁ。この幸せが永遠に続きますように。
みんなを再び後悔させないように。
俺自身の期待を俺自身で裏切らないように。
ふふ。w今夜は騒がしくなるで。
『後悔と期待』_Happy end
なんか。無理やり持ってきた感がすごい((
こんなのですが、最後まで見てくださってありがとうございます。
≫ルート2 『第二の俺』
unlock…♡300
コメント
1件
ざいっごうだぜ.......!?!???!? ハピエンもええなぁ... 最後和んでくれてよかった....... 333にしたからもうひとつも待ってるよ^^