しばらくして音魅の風邪も治り文化祭の時期が近づいてきた
先生「今日は文化祭の出し物について話し合っていくぞ」
先生「なんかやってみたいのあるか?」
先生「出来るかできないかはいいから取り敢えず案を出してみろ」
優真「音魅はやってみたいことある?」
音魅「特にないかな。何やっても楽しそうだし」
陸徒「ゲームの力自慢大会とかはありなのかな?」
優真「あー、そういうのもありなのか」
取り敢えず候補として出たものはメイド喫茶、お化け屋敷、クレープ屋
音魅(この中だったらお化け屋敷やってみたいな)
音魅「陸徒くんは何したい?」
陸徒「お化け屋敷してみたいなって」
音魅「ね、私もやってみたいなって思ってたんだ」
優真「だとしたら誰がお化けやるんだ?」
陸徒「羅輝じゃない?」
音魅「ふふ、適任かも」
優真「あ、他のクラスがお化け屋敷するって言ってたな」
音魅「被るのはあんまり良くないよね」
ていう事でメイド喫茶と言うよりコスプレ喫茶をする事になった
それから数週間初めての文化祭でわからない事だらけの中着々と準備を進めているなか
羅輝「柚璃、これ買いに行ってくれないか?」
柚璃「えー?」
羅輝「メイク用品だから俺じゃいけないんだよ」
柚璃「…しょうがない、行ってやるか」
羅輝「助かる。後でなんか奢るわ」
柚璃「音魅とみゆも付いてきてね」
みゆ「うちらも?!」
柚璃「暇でしょ?」
みゆ「まぁ、やる事なかったけどさ」
音魅「行こっか」
みゆ「そうだな」
お使い中
柚璃「文化祭を良い気に近づこうとする人多くない?」
みゆ「大体そんなもんじゃない?」
柚璃「そんなもんか」
みゆ「文化祭でカップルができるなんて事もあるもんな」
柚璃「音魅はさ、その、告白とかしないの?」
音魅「え?!え〜…」
柚璃「もう好きって気づいて結構経つじゃん?」
柚璃「付き合いたいなぁとかないのかなって」
音魅「…付き合ってみたいけど…やっぱり恥ずかしい//」
みゆ「じゃあうちらがサポートしてあげるよ」
みゆ(そうだ、音魅から好きって言えばワンチャンあるかもしれない)
音魅「…この関係壊れたりしないかな?」
柚璃「陸徒はそんなやつじゃないでしょ?」
音魅「うん、そうだね」
みゆ(だってこの2人は好き同士なんだ)
柚璃「じゃあ告白するとして、場所どうする?」
みゆ「音魅の性格的に人目が多いところは無理そうだから」
柚璃「ベタに体育館裏とか?」
音魅(正直怖い。これで失敗したらって考えるとこの生活が終わりそうな気がして)
音魅(でもこのままも嫌だって思う自分がいて)
音魅(言わないまま終わるなら言ってきもちを伝えたい)
音魅「成功…させたいな」
みゆ「…」
柚璃「…」
みゆ「うん、頑張ろう!」
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