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よくあるトラ転したら最推しが話しかけて来たぁ‼・改(※新しい方です‼)

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よくあるトラ転したら最推しが話しかけて来たぁ‼・改(※新しい方です‼)

12 - 第13話 念願の修剣学院だぁぁぁぁぁぁ‼/ウワァ…アイツラに会っちゃったよ‼今日は厄日だ‼

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2023年03月16日

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打ち直すのは大変ですが、ある方法を思いついてしまって以来超ラクになったwakaでございます‼いやぁGoogle様ありがとうございます‼

それでは〜どうぞー‼


あのザッカリア剣術大会から1年が経過した。とうとう、キリト達とずっと一緒ではないが、2年間も過ごしてしまっている。わ〜驚き〜‼いや、本当にこうなるとは思ってなかったんだから‼

んんん。今日は私達の入学式だ。私は今、ねずみ色の制服に身を包んでいる。

ノ「ミオもとうとう修剣学院生ね‼」

ア「凄いなぁ、上位12位の中に入るなんて…」

ミ「今までありがとうございました‼ノアさん、アルドさん」

私が頭を下げると、2人はその端正な顔に眩しい笑みを浮かべた。しかし、アルドさんが続けて言った。

ア「でも、大丈夫だ。央都セントリアには本当の屋敷がある。僕達もこれからそっちで暮らすから、何かあったらいつでも頼りなさい」

ミ「本当に何から何まで…感謝してもしきれないです…」

本当にこの夫婦には頭が上がらない…‼

最後にもう一度心からの感謝を伝え、私はザッカリアの別荘を出た。もう先にキリトとユージオはセントリア修剣学院に着いていると言っていた。話からして、ギガスシダーの木の枝をサードレさんにも預けた後だと思う。私とは学院の大修練場で合流する事になっている。

ミ「さて、ザッカリアから央都まで何時間で着くかな」

そうして、ザッカリアの外へ一歩踏み出した。

ユ「あ、キリト‼あれ、ミオじゃないか⁉」

キ「ミオ‼久しぶりだな‼」

ミ「久しぶりユージオ、キリト…と言っても、5日前に会ってるじゃん」

このねずみ色の制服を着ている人は何人もいるが、ユージオとキリトを見つけるのは簡単だった。しかし、ユージオの方が一足先にこちらに小走りで向かってきて、挨拶をしてくれた。えっ、好き。安心して‼恋愛感情ではあ(略)。

キ「ミオも傍付き練士の中に入ったんだな。確か、第7位だよな?」

ミ「そうそう。でも、2人も上位12人に入ってるじゃん。しかも私よりも順位が上だし」

ユ「じゃあ、後で時間あったらちょっと試合してみないか?」

キ「お、いいな」

ミ「賛成‼」

そう言って、これからの予定が決まった時だった。


「今から、実技試験を行う‼」


実技試験――いわゆる二次試験が始まった。


ミ「はぁ〜。私大丈夫だったかなぁ」

ユ「教官相手にいい勝負だったじゃないか」

キ「そういうユージオも、中々良かったぞ」

ミ「そうそう‼型の所とか、乱れが一切なくてキマってたよ‼」



「これより、上級修剣士がそれぞれ1人ずつ傍付き練士を指名する‼」


教官らしき男が大きな声で言った途端、一気に私達初等練士に緊張が走る。私は誰に選ばれるのだろうか…?いやこれ超緊張するなぁ。ふと、隣を見るとユージオはガチガチに緊張で固まっているが、キリトはそうでもないように見えた。え、強…。


まずは主席のウォロ・リーバンテインさんだ。そういえば、ノアさんとウォロの関係性は、甥と叔母らしい。ウォロが指名したのは、原作に登場されてなかった上級貴族だった。まぁ、この人は無害って感じだ。ウォロとその傍付きに指名された練士が大修練場の隅に下がると、続いて修練場の中心にやってきたのは、少し濃い藤色の制服を纏った女性だった。

ミ「美人…‼」

そういったのと同時に周りもざわざわし始める。そう、次席のソルティリーナ・セルルトさん。ここまで美人だとは思わなかった。良いなぁキリト、傍付きで‼そう悔しがりながら、私はすすす、とキリトに一歩近づいた。そして耳打ちする。

ミ「あの人が」

キ「俺が付く人、か」

どうやら、キリトも私の反応で薄々気付いていたようだ。でも何故か苦々しいというか、難しい顔をしている。顔がひきつっているというか…。

ミ「え、なんでそんな顔?」

キ「いや、男子生徒に刺されそうだから…」

ミ「あぁ…分かるわ。あの顔立ちだもんねぇ〜…」

私達は揃ってソルティリーナさんを見つめる。ゆるやかに波打ちながら腰まで流れる茶髪に、凛々しくも優雅な顔立ち。しかも声優さんが潘めぐみさんだからなぁ〜‼良いよねぇ、ゴン。

「初等練士キリト‼」

キ「は、はい‼」

教官に呼ばれて反射的に返事をしたキリトは、覚悟を決めたような表情でソルティリーナさんの元へ向かう。最後にちらりと振り向いたキリトに、私とユージオは小さく手を振った。

次に呼ばれたのはユージオ。彼が付く人はやっぱりゴルゴロッソ・バルトーさん。いやいやこの人でかすぎでしょ、ユージオ大丈夫かな…。

私が呼ばれたのは、第四位の人が入ってきた時だった。失礼だが「この人が本当に上級修剣士?」と思ってしまうほど小柄だった。きっと、私と同じかそれより小さいだろう。私よりも小さい人が居たのか…‼しかし、顔立ちは整っており、若葉色の少し長めの髪に澄んだ黄金の瞳。制服の色は淡い水色。


「初等練士ミオ‼」


ミ「ハイ‼」

私は出来るだけ大きな声で言うと、真っ直ぐにその人のところへ向かった。名前は「アーリン・ブレイド」と言うらしい。そしてなんと、私と同じ二等貴族だという。アーリン先輩は、やや高音な声で静かに言った。元々話すのがあまり得意ではないのかもしれない。同じ者同士よろしくお願いしまーす‼

ア「よろしく」

ミ「これから、よろしくおねがいします」

そう言って、私は深く頭を下げたのだった。


ミオ・マルウィス(18歳)

上級修剣士第4位の傍付きになった人。めっちゃ楽しみにしている。自分よりも背が低い人がいてちょっと安堵。

キリト(18歳)

上級修剣士第2位の傍付きになった人。女性と試合をすることになって「マジカ…」ってなってる。剣術大会の時に「女性との戦いは避けたい」って言ったのに。

ユージオ(18歳)

上級修剣士第3位の傍付きになった人。見た目の割に良い人そうだと直感で感じて、わくわくしている。キリト、ミオ、頑張ろう‼



どーも。最近ガンダムにハマったwakaです。いやぁ、面白い。声優さん豪華だし(声優好きです)。


それでは…どうぞ‼


ハロー‼一週間前からアーリン・ブレイド先輩の傍付き練士になりましたミオです‼今は…鐘がちょっと前に鳴ったから…4時20分くらいだと推測していまーす‼

…アーリン先輩の傍付きになって一週間が経って、分かったことがある‼

まず1つ。とても静か。2つ、超頭いい。3つ、教え方がうまい。そして…

ア「腕に力が入りすぎている!!」

ミ「は、はい!」

試合となるとまるで別人かと思うほど性格が豹変する。いや目が怖い‼しかもこんなに強いとか思ってなかった…‼

先輩は小柄だけど力が強い…というか、重い。さらに、素早いし一撃一撃が正確だ。一体どれだけの鍛錬を積んただこうなるのか‼

ミ「くっ…‼つ、強い…」

ア「…今日は終わりにしよう」

試合が終わるといつものアーリン先輩に戻る。性格の切り替えが早すぎて、良い意味で分かりやすい。

ミ「どうしたらそんなに強くなれるのか分かりません…」

ア「普通に小さい頃から稽古してた」

ミ「先輩は二等貴族ですからね」

ア「それはミオも同じ」

ミ「いえいえ、私は養子なので」

ア「…そうなんだ」

ミ「はい‼」

大修練場を出て、世間話をしながら学院の廊下を歩いていく。すれ違う人達に注目されるのは勘弁してほしいけどね。今向かっているのはアーリン先輩の部屋で、ゴルゴロッソ先輩と同室だ。もしかしたら今の時間、ユージオがいるかもしれない。今日の清掃はもう朝に終わらせておいたから、部屋はピカピカのはず。

ア「……ゴルゴもその傍付きも居ない」

ミ「はて、大修練場に居たかなぁ、ユージオとゴルゴロッソ先輩(ゴルゴ…‼呼び名があの人…‼)」

今までの出来事を思い返してみるが、2人が居たという記憶は全く無い。居たら絶対に気付くはずなんだけど。ってか「ゴルゴ」と呼んでるの!?どうしてもあの凄腕スナイパーしか思いつかん…‼笑いを堪えろミオ‼堪えるんだ‼くっ、

ミ「ふ」

ア「…笑った」

ミ「笑ってません‼」

少し口に出してしまっただけでアーリン先輩は不満そうにジト目で私を見る。それに私は大声で反対した。すると、先輩はすぐに普通の真顔に戻って言った。

ア「まあいいや、戻っていいよ」

ミ「はい‼ありがとうございました!」

丁寧にお辞儀をして静かにドアを開けて、もう一度一礼してからドアをゆっくり閉める。その時、右側から「あれ」という声が聞こえた。電光石火の速さで振り向くと、そこにはゴルゴロッソ先輩とユージオが私を見ていた。カッコよ‼しかしこの言葉は今は絶対に口に出してはいけない…絶対に。引かれるから。

ミ「ユージオとゴルゴロッソ・バルトー先輩。こんにちは」

ゴ「ロッソで構わん。部屋にアーリンは居るのか?」

ミ「はい。先程大修練場から帰ってきたばかりなので。先輩方はどこへ?」

私が2人に問いかけると、ユージオが笑みを浮かべながら答えてくれた。ウッ…‼QOL爆上がり‼

ユ「僕達は図書館でちょっと勉強をしてたんだ」

ミ「そうなんだ‼今度時間あったら分からない所訊いても良い?」

ユ「もちろんだよ‼」

そして二言三言話してからユージオ達と別れた。そして、初等練士寮に戻り、自室に入ろうと思った時だった。またもや右側から「おや」と声が聞こえた。え、この声は…‼一番出会いたくなかった奴らなんだけど。

ラ「これは、ミオ・マルウィス殿ではないか」

ミ「…こんにちは、アンティノス殿とジーゼック殿」

ウ「奇遇ですなぁ‼」

もうライオスとウンベール嫌い‼こっち来んな‼悪趣味な髪型だわぁ…、生理的に無理だわぁ…。今にも顔を歪めたい所だったが、なんとか真顔で抑える。よくやったぞミオ‼そのまま棒読みで尋ねる。

ミ「そうですね。私に何か用でも?」

ラ「この学院で学ぶ学友を見かけたら声をかけるというものだろう、なぁ?ウンベール」

ウ「ええ‼あのマルウィス家ですからねぇ」

ニタニタ笑いながらウンベールが言う。流石に我慢できなかった私は、ありったけの殺意を込めて睨んだ。

ミ「話すことはそれだけですか、ライオス殿、ウンベール殿」

ウ「何だとっ⁉「ウンベール」は…」

ラ「そのような態度を取られるとは心外だ…。まあ、この話はまた日を改めて」

そう締めると、2人はゆっくりとした足取りで私から離れていった。2人がいなくなったのを確認すると、今までで一番大きなため息が口から零れたが、気を取り直してドアノブを回す。ってか、何の話だよ。

部屋に入り、ドアを閉めようとした時だった。

ユ「ミオ…大丈夫かい?」

ミ「ユ、ユージオ」

ワオユージオ君じゃないか!さっき振りだね!あ、後ろにキリトも居るじゃん!とは言えなかった。病は気からって言うけど、本当なのかもしれない。

ユ「さっき、あいつらに絡まれてたよね。何もされてないかい?」

キ「そういうのは早めに言っておいたほうが良いぜ。何かあったら何でも言ってくれ」

ミ「ありがとう、2人とも」

あーあ‼世の中キリトとユージオみたいな人だけ居れば良いのに‼と心から思った瞬間(何十回目)であった。


ミオ・マルウィス(18歳)

アーリンの豹変に最初はかなり驚いたが慣れた人。これからキリトと一緒に神聖術でユージオに泣きつくことになる。「え、宿題?後で良いよね」の人。勉強は気が向いたらやる。「私はテストの日は3日前くらいから徹夜で頑張る派」ライオスとウンベールは今にでも斬りたい。

キリト(18歳)

ソルティリーナにしごかれまくった人。ご愁傷様です。ミオと一緒に神聖術でユージオに泣きつく。次回、キリトとの会話が増えまくる…はず‼ミオと同じく勉強は気が向いたらやる。「俺は一夜漬け派だ」。ライオス達に絡まれていたミオを心配する。

ユージオ(18歳)

ゴルゴロッソに筋肉の付き方を細かくチェックしてもらった人。犬属性…?厳しそうだったけど意外と優しいゴルゴロッソに懐いた。キリトとミオに勉強で泣きつかれる。「え、勉強?毎日やるよ」。マジで見習いたい。ライオス達に絡まれていたミオを心配する。

アーリン・ブレイド(19歳)

試合になると熱くなる人。普段は静か。氷の貴公子とか呼ばれそうな雰囲気。ミオを選んだ理由は…またいつか。



今回もこんな長い(主感覚)話を読んでくださってありがとうございました‼

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